ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[米ドル円]日銀効果も一日だけ?

(米ドル円日足)


日銀の緩和政策修正期待が高まりドル円は145円91銭まで下落。
しかし、日銀が簡単に緩和政策を修正するとの見方に懐疑的であり、ドル円の下押しは一日で終わった。
結局月曜日の早朝に始まったレベルである147円30銭付近まで上昇したものの、先週末の終値である147円後半には戻していないことから植田総裁発言は円安に歯止めをかける効果はあったように見える。
今日は米8月CPIが発表されるが、予想を上回る結果となりドル買いが進んだとしても先週末の終値付近が上値の限界とみている。

ドル円予想レンジ:147円80銭~145円70銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]下落トレンド継続

(ユーロ米ドル日足)


昨日発表されたドイツの9月ZEWは-11.4と予想の-15.0を上回ったが5か月マイナスが続き現況指数が悪化したことでユーロ買いにはつながらずに下落。NY市場にかけて1.0706まで売り込まれた。ただ、今日発表の米CPIや明日のECB理事会を控えポジション調整が入り結局1.07ミドル付近まで買い戻される往って来い。
CPIの結果次第で短期的に一段の買い戻しが入る可能性もあるが、ユーロ下落トレンドに変化はなく戻り売りを狙いたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0810(50%、BB中心)~1.0700

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド円]労働需給ひっ迫和らぐ

(ポンド円日足)


昨日発表された英7月失業率は4.3%と予想通り前月の4.2%から上昇。一方で3か月平均賃金は7.8%と統計開始以来の高水準と同レベルとなったことでポンドは183円96銭まで上昇。買いが一巡すると利食い売りなども入り182円96銭まで押し戻された。
ただ、NY市場でドル円が上昇するとポンド円も押し上げられ、失業率が発表された高値とほぼ同レベルまで押し戻されている。
失業率は3か月連続で前回を上回るなどこれまで懸念されていた労働需給のひっ迫が和らぐ結果となったことからBOEの利上げは終盤に近付いたとみることが出来る。
また、日銀が年内緩和政策の修正に動き出すとの見方が燻る中でポンド円は上値の重い展開が続くとみる。

ポンド円予想レンジ:184円50銭~182円70銭(38.2%)

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[全般]CPIに注目

前日は日銀の緩和政策修正の可能性が示されたことで円買いが進んだが今日発表のCPIを控え全般にポジション調整の動きが目立った。
東京市場では鈴木財務相や世耕自民幹事長が日銀に対して緩和政策継続を求めたことなどから前日下落した日経平均株価が反発し円は下落。ドル円クロス円ともに底堅い動きで推移。
欧州市場に入りユーロやポンドに対してドルが買われて始まるとドル円は147円に上昇。NY市場にかけて米長期金利が上昇したことでドルが一段と買われるとドル円も147円23銭まで買われた。
今日発表の米8月CPIは最近の原油高を背景に予想よりも強い数字が発表されるとの見方も一部であるが、注目のコアインフレは前月から低下すると予想される。
来週のFOMC会合では利上げは見送られるとの見方が大半ではあるが、年内利上げの可能性が改めて示される結果となればドル買いが一段と進むかもしれない。
ただ、発表前に思惑からのドル買いが進むようならドルの上値は限られ、寧ろ売りが強まる可能性もある。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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