ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[米ドル円]睨み合い継続

(米ドル円日足)



東京市場では実需の売りが朝から散見され147円03銭まで下落したが147円付近には買いが並んでいたことで下げ止まった。欧州市場ではECB理事会も控え147円ミドル付近まで買い戻される往って来い。NY時間に発表された米8月小売売上高や米8月PPI、そして前週分新規失業保険申請件数が予想よりも強い結果を示したことでドルが全面高。ドル円も東京時間に付けた高値とほぼ同レベルの147円57銭まで上昇したものの上値は重く147円02銭まで押し戻された。しかし、この時も147円を割り込めずに反発。NY株式市場が三指数ともに上昇したことでリスクオンの円安も進み147円ミドルまで押し上げられるなど、結局狭いレンジ内での動きが続く。
市場の注目は来週のFOMC会合に集まっており、利上げは見送られるとの見方や日本当局の介入警戒ラインもあり上値も重い。
一方で日米金融政策の違いから下げたところで金利差狙いの買いも入るなど上下ともに睨み合い相場が今日も続きそうだ。

ドル円予想レンジ:147円80銭(BB上限)~146円80銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECBの利上げサイクル終了か

(ユーロ米ドル日足)



昨日開かれたECB理事会では政策金利を4.25%から4.50%へ0.25%の利上げを決定。市場は利上げの確率は五分五分とみていたことで発表後ユーロは上昇。
しかし、声明文では金利が十分な水準に達したとの見方や景気先行きに弱気な見方が示され、今回で利上げサイクル終了との見方が広がりユーロは下落。
また、その後発表された米8月小売売上高などの指標が米国経済の強さを示すものとなりドルが上昇。ユーロは1.0633まで下落。ほぼ安値圏で引けている。
この安値は上昇が始まる直前の5月末の安値1.0636とほぼ同レベルであり、ボリンジャーバンドの下限が位置することから強いサポートとして意識される。
ただ、相対的にみてドルに対してユーロの上値は重くこのレベルは最終的に割り込むとみている。
クリアに割り込むようなら3月15日に付けた安値1.05前半まで目立ったサポートはない。

ユーロドル予想レンジ:1.0680(38.2%)~1.0600

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[カナダドル円]三角保ち合い上放れ

(カナダドル円日足)



7月から2か月近く続いた三角保ち合いがようやく上に放れてきた。
原油高が続く中で産油国のカナダにとっては追い風となる。また、先週発表されたカナダ8月雇用統計が強い結果を示したこともカナダドル買いを促している。ただ、カナダGDPはマイナスに落ち込んでいるなど景気減速懸念が燻る中で上値も限られる。
6月末に付けた今年最高値となる109円51銭が目先の天井として意識される。

カナダドル円予想レンジ:109円50銭~108円80銭(38.2%)

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[全般]ECB利上げ打ち止めか

昨日開かれたECB理事会では0.25%の政策金利引き上げを決定。これで利上げ打ち止めとの見方が広がりユーロ売りが加速した。

昨日の東京市場でドル円は輸出サイドからのドル売りが持ち込まれたことで上値の重い展開で始まった。一方で日経平均株価や上海総合指数などが上昇したことでドル円は147円手前で下げ止まった。
ユーロはこの日開かれるECB理事会を控え大人しい動きが続いた。
注目のECB理事会では政策金利を0.25%引き上げすることを決定。市場は据え置きと利上げの確率が五分五分とみていたことから発表後ユーロ買いで反応したがその後下落。声明により利上げサイクルが終了したと市場は判断。また、ラガルド総裁が「景気は今後数か月、低迷が続くだろう」との発言を受け更にユーロ売りが進んだ。
また、この日発表された米8月小売売上高が0.6%と予想の0.2%を上回ったことでドルが上昇。ドル円は147円58銭まで上昇したがユーロ円などのクロス円の売りで147円付近まで押し戻された。
ただ、欧米株式市場が大きく上昇したことで円売りが再開し147円ミドル付近に押し戻されるなど方向感の乏しい動きとなった。
今回のECB理事会で利上げサイクル終了との見方からFRBもそろそろ終了に近いとみることもできる。
ただ、相対的にみて米国経済の強さを背景に目先のドルは底堅い動きが予想される。

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