[米ドル円]日銀会合と介入警戒

東京時間に神田財務官が「米当局とは日ごろから極めて緊密に意思疎通を行っている」「行き過ぎた変動に対して適切に対応」との発言もありドル円は上値が抑えられて始まったが実需の買いもあり148円台前半に上昇。
しかし欧米市場ではFOMC会合を控えポジション調整のドル売りが強まるとドル円は147円48銭まで押し戻された。
注目のFOMC会合では金利見通しが年内1回の利上げに加え24年末の政策金利中央値が前回から0.5%引き上げられた。これを受け市場は利下げ時期が先送りされたと判断。ドル円は148円35銭と今年最高値を更新。一方で株式市場は三指数ともに下落したことでリスクオフの円買いもあり上値は抑えられた。
明日の日銀会合を控えていることや介入警戒感もありここからは慎重な動きになるとみられるが、全般にドルは底堅い動きが続くとみている。
ドル円予想レンジ:148円70銭(BB上限)~147円40銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]1.06のサポート

FOMC会合を控えユーロはポジション調整とみられる買い戻しが入り1.0736まで上昇。
しかしFOMC会合では予想以上にタカ派的となり米長期金利が上昇。また、パウエル議長のタカ派発言を受けユーロは1.0651まで売り込まれた。
ただ、1.06は5月末に付けた安値でありフィボナッチ38.2%戻しとなる。更にボリンジャーバンドの下限も位置し、強いサポートとして意識されることからその手前では買い戻しが入りやすい。
今回のFOMC会合でこのレベルを下回らなかったことで、新たな材料がないようなら当面は1.06レベルを底にもみ合いに入る可能性が高い。
ユーロドル予想レンジ:1.0720~1.0600(BB下限)
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[ポンド米ドル]BOE政策会合

昨日発表された英8月CPIはCPIコア指数ともに予想を下回ったことからポンド売りで反応。1.24付近からポンドは1.2345まで下落。しかし、FOMC会合を控えていることもありポジションの巻き戻しが入ると1.2421まで反発。注目のFOMC会合では予想以上にタカ派的となり米長期金利が上昇。ポンドは1.2333まで反落して引けている。
今日のロンドン時間にはBOE政策会合が開かれ、市場は0.25%の利上げを予想している。
ただ、昨日発表された英CPIが予想を下回ったことで利上げサイクルの終了が近いとの見方が広がっている。
1.23ドル付近は5月25日に付けた安値であり、ボリンジャーバンドの下限も位置することから強いサポートとして意識される。
物価は落ち着きがみられる一方で賃金上昇が続いている。前回の会合では反対3名のうち2名が0.5%の利上げを主張するなど、声明では依然として引き締め継続姿勢が示されるとみている。
ポンドドル予想レンジ:1.2440(50%)~1.2300(BB下限)
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[全般]FOMC会合 タカ派
金利見通しのドットプロットでは年内1回の利上げの可能性が示されたことや24年末までに中央値が5.0%~5.25%と前回6月の4.85%~5.00%から上方修正されたことからドル買いで反応。その後のパウエル議長も「引き締めは慎重に進める」としたものの「適切であれば追加利上げの用意がある」との発言でドルは更に上昇。会合前に147円ミドル付近まで下落していたドル円は148円前半まで上昇。ユーロも下落幅を拡大するなどドル全面高となった。
ただ、東京時間に神田財務官が「米当局とは日ごろから極めて緊密に意思疎通を行っている」「行き過ぎた変動に対して適切に対応」との発言もありドル円の上昇に歯止めをかけている。
一先ず注目のFOMC会合が終了し、タカ派的な政策は暫く続くとの見方が示されたことでドルは底堅い動きが継続すると予想される。
ただ、今日から明日にかけて日銀会合が始まることからここからの円売りは慎重にならざるを得ない。
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注意喚起
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