ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[米ドル円]植田日銀総裁の発言にサプライズは

(米ドル円日足)



FRBが来年末の中央値を0.5%引き上げたことでドル円は東京時間に今年最高値となる148円45銭を付けた。しかし、その後はリスクオフの円買いと今日の日銀会合を控え147円32銭まで押し戻された。
植田日銀総裁の発言を受け9月11日の東京市場でドル円は145円91銭まで下落。その後は発言が否定されるなどして下落前のレベルまで上昇。そして昨日のFOMC会合で今年最高値を更新している。
もし植田日銀総裁がマイナス金利解除の可能性を示すようなら再度146円付近を試す展開が予想される。ただ、実際の金利差は拡大傾向にある中で押し目買いが入るとみている。
もし、これまでの緩和政策継続姿勢が示されるようなら今年最高値を更新するとみるが、介入警戒感もあり短期的には148円後半が限界とみている。

ドル円予想レンジ:148円70銭(BB上限)~146円00銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]BOE約2年ぶりの据え置き決定

(ポンド米ドル日足)



昨日開かれたBOE政策会合では政策金利5.25%の据え置きを決定。約2年ぶりの据え置きとなった。市場は0.25%の利上げを予想していただけにサプライズとなりポンドは1.2241まで下落した。声明文では「金利水準は十分に制約的」「今後インフレ率は劇的に低下する見込み」とハト派的な内容が示された。また、ベイリー総裁も「インフレに関する好材料が利上げ休止を促した」と発言。しかし、今回の決定は5対4と拮抗。メンバーの半分近くは依然として利上げに前向きとみられる。
テクニカル的には5月25日の安値1.23を割り込み1.2241まで下落したがその後は1.23まで押し戻されている。このレベルはボリンジャーバンドの下限も位置することから強いサポートとなっている。週末ということもあり買い戻しが入る可能性が高いが、下落トレンドは継続。

ポンドドル予想レンジ:1.2400(50%)~1.2250(BB下限)

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[南アフリカランド円]SARB金利据え置きと日銀会合

(南アフリカランド円日足)



昨日は日中ドル円が下落したことからSARB政策会合前にランド円は下落。7円88銭付近から7円763銭まで下落。SARB会合では政策金利8.25%を予想通り2会合連続で据え置くことを決定。声明では「インフレリスクが継続的に存在している」として、今後も利上げの可能性が示されランド買いで反応。しかし、その後は再び下落に転じるなどランドの上値の重さが示された格好だ。
ただ、日銀との金利差が大きいことから下げたところでは長期投資として買いが入りやすい状況に変わりはない。今日は日銀会合が開かれることから、もしランド円が急落するようなら下げ止まったところで買いを入れておきたい。

南アフリカランド円予想レンジ:7円91銭(BB上限)~7円72銭(61.8%)

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[全般]日銀会合に注目

昨日の未明に開かれたFOMC会合では予想通り政策金利の据え置きを決定し年内1回の利上げの可能性が示された。ただ、24年末までの中央値が0.5%引き上げられたことで利下げ時期が後退したとの見方からドルは全面高となった。ドル円も147円ミドルから148円ミドルまで1円近く上昇。
東京市場が始まってもドルの底堅い動きは継続する中でドル円は今年最高値となる148円45銭まで上昇。その後松野官房長官が「過度な変動にはあらゆる選択肢を排除しない」「日銀には適切な金融政策運営を期待」などの発言や日経平均株価が続落したことでドル円の上値が抑えられた。
この日の欧州市場では英国やトルコ中銀、スイス中銀、そしてノルウェー中銀、南ア中銀などの各国中銀の政策会合が集中していることから慎重な地合いでスタート。
スイス中銀は政策金利を据え置き、ノルウェー中銀は0.25%利上げ、南ア中銀は据え置き、トルコ中銀は5%利上げするなど各国中銀はまちまちの決定となった。
注目のBOE政策会合では据え置きを決定。利上げが予想されていたことからポンドは下落。
結果的に各国中銀の利上げも最終局面に近付いていることが見えてきた。
その中で今日は日銀政策会合が開かれる。
先週の初めには植田日銀総裁が年内緩和政策修正の可能性を示したことで注目が集まる。
各国が既に利上げを実施しているだけにもし、同様な見方を示すようならドルだけではなく他通貨に対しても円買いが一気に進むことになる。
反対に、大規模緩和政策を今後も継続するとの姿勢が示されるようなら円安の歯止めが効かなくなる。

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