ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[米ドル円]ドル高円安の流れと介入警戒

(米ドル円週足)



先週のFOMC会合では金利水準が「より高くより長くなる」との見方からドルは上昇。
日銀は年内マイナス金利政策修正の可能性が後退し円は下落。当面の日米金融政策の違いが明確となったことでドル円の一段の上昇が見込まれる。
ただ、円安がさらに進むようなら口先だけではなく実弾も含めた介入が実施されるとの見方から150円手前からは利食い売りなどが並んでくるとみている。

今週は米経済指標が発表されるが、予想を下回る弱い数字が出ることで予想以上に反応するようなら、その時は押し目買いのチャンスとなりそうだ。

本日のドル円予想レンジ:148円70銭~147円90銭
今週のドル円予想レンジ:150円20銭(BB上限)~146円80銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ユーロ下落リスク継続

(ユーロ米ドル日足)



FOMC会合で来年末の金利見通しを0.5%引き上げられたことで利下げ時期が後退したとの見方から米長期金利は上昇。一方でECBの利上げサイクル終了との見方が広がる中でユーロの下落トレンドは継続するとみられる。
また、経済状況を見ても欧州経済の弱さが際立つ中で今週は米経済指標が強い結果を示すとみられ、そうなれば一段とユーロ売りが強まりそうだ。
下値目途としてはボリンジャーバンドの下限が位置する1.0580、或いは3月に付けた安値1.0515付近が意識される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0710(61.8%)~1.0520

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[カナダドル円]利上げ観測と原油高

(カナダドル円週足)



先週発表されたカナダの8月CPIは4.0%と前年の3.3%から大きく上昇。4か月ぶりの水準まで上昇したことで市場は次回のBOC会合で利上げ観測が浮上。カナダ円は今年最高値となる110円45銭を付けた。
原油価格も1バレル90ドル台に再び乗せるなど産油国であるカナダにとっては追い風となる一方で物価押し上げ要因となる。
また、先週日銀会合で改めて大規模緩和政策継続姿勢が示されたことで金利差狙いの買いも入りやすくなっている。
昨年の9月に付けた高値109円53銭付近では一旦は売りが並ぶとみるが、上抜ける可能性は高く、ボリンジャーバンドの上限が位置する111円後半を試す展開を予想する。

今週のカナダ円予想レンジ:111円80銭(BB上限)~108円80銭(38.2%)

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[全般]日米金融政策の違いと米経済

先週開かれた日米金融政策会合ではFRBが金利水準をより高く、より長く続ける事が必要と改めて示されドル高が進んだ。一方で日銀は大規模緩和政策を今後も継続する姿勢を変えないとしたことで日米金融政策の違いからドル買い円売りが進んだ。
また、BOEやECBは利上げの最終段階に入ったとの見方からドルは対円だけではなく対ユーロ、対ポンドなどに対しても買われている。一方で円は金利差からユーロやポンドに対しても円安が進むなどドル高と円安が同時進行。

経済に関しても弱い欧州や英国などに対して米国経済の強さもドルの押し上げ要因となっている。
今週は米新築住宅販売件数、リッチモンド連銀製造業指数、GDP確定値、PCEコアデフレーターなどの重要指標が発表され、それらが米国経済の強さを改めて示すものとなれば一段とドル買いが進む可能性が高い。
また、日銀の長期緩和政策継続姿勢が示されたことから各通貨に対しても円安が進みやすく、ドル円クロス円ともに底堅い動きが予想される。

ただ、円売りが一気に進むようなら当局からの口先介入だけではなく実弾介入への警戒感が進むなかで、ヘッドラインニュースなどで一気に円買いが進む可能性もあり注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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