[米ドル円]介入警戒レベル

先週の日米金融政策会合でFRBのタカ派と日銀のハト派の違いが明らかとなったことでドル円は今年最高値となる148円96銭まで上昇。昨日も植田総裁は「粘り強く金融緩和を続ける」「直接為替を左右するような政策運営をしない」など、円安を助長するような発言を繰り返している。一方で岸田総裁は「過度な変動は望ましくない」などの口先介入も聞かれたが市場は全く反応なし。日銀の緩和政策転換がない限り口先介入では円安は止まらないことを市場は周知。
ただ、150円という大台は意識されるレベルであり149円台に入ると実際の実弾介入の可能性も高まる中で神経質な展開が予想される。
ドル円予想レンジ:149円20銭(BB上限)~148円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCYhBsV902gg58u-bXPsqipA
専門家による相場解説とFX攻略法動画を多数公開中
いいね&チャンネル登録お願いします
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]ユーロ安止まらず

週明けから1.06ミドルでもみ合いが続いたユーロは欧州時間に米長期金利が上昇したことで売りが先行。また、ドイツ9月IFO企業景況感指数が5か月連続で悪化したことを受け下げ幅を拡大。先週の安値1.0617を割り込むと断続的に損切りを巻き込みながら1.0576まで下落。このレベルはボリンジャーバンドの下限も位置しており一先ず買い戻しが見られた。この日はラガルド総裁が議会証言で「インフレ抑制に必要な限り金利を高水準に維持する」としたものの金利据え置き期間には言及がなかったこともユーロ売りを促した。
今日はNY時間に米8月新築住宅販売件数や米9月消費者信頼感指数、米9月リッチモンド連銀製造業指数などの発表があり、強い米経済が示されるようなら一段のユーロ売りに繋がるだろう。
ユーロドル予想レンジ:1.0640(38.2%)~1.0520
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]中国リスクと円安

週明けアジア市場で豪ドル円は買いが先行。先週末の買い戻しが入り95円68銭まで上昇したがその後下落に転じた。中国恒大集団の再編を巡り中国や香港株が下落したことでリスクオフの豪ドル売りが強まり95円19銭まで下落。しかし欧州市場に入ると95円71銭まで上昇。豪ドル自体は上値が重かったもののドル円の上昇が豪ドル円を押し上げた格好だ。
ドル円次第ということだ。
今日にもドル円は149円台を試す展開が予想される中で、豪ドル円も一段の上値を試す展開とみる。ただ、中国リスクが燻る中で豪ドル円の上値も限られる。
豪ドル円予想レンジ:96円10銭~95円10銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]ドル独歩高継続
週明け東京市場でドル円は年初来の高値圏でのもみ合いが続く一方でオセアニア通貨は軟調な地合いで推移。中国の大手不動産会社恒大集団の再編案が難航していることで中国リスクの高まりがオセアニア通貨売りに繋がった。
その後植田日銀総裁が「粘り強く金融緩和を続ける」などの発言もあったが市場は既に織り込み済みで反応は限られた。
欧州市場では米長期金利が上昇して始まるとドルも底堅い動きが先行。ドル円は先週末に付けた今年高値となる148円41銭を上抜け、ユーロも下げ幅を拡大。この日はラガルド総裁が議会でインフレ抑制に必要な限り金利を高水準に維持するとしたものの金利据え置き期間には言及がなくユーロ売りで反応した。
NY市場でも米長期金利の上昇は止まらず4.54%と2007年10月以来のレベルまで上昇。ドル全面高となる中でドル円は148円96銭まで上昇。
日銀の緩和政策継続姿勢を改めて意識し、FRBの「金利水準がより高くより長く」が意識される中でドルの独歩高が続く。
ただ、米国内での大規模ストライキや、期末の追加予算の目途が立たずに一部政府機関の閉鎖リスクも高まるなどドル下落リスクには警戒が必要だ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |