ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-10

[米ドル円]催促相場へ

(米ドル円日足)



先週ドル円は149円70銭まで上昇したが鈴木財務相の口先介入で149円付近まで押し戻された。週末が期末ということや政府機関封鎖への警戒感もあり148円ミドルまで下落したものの、調整一巡後は再び149円ミドルまで上昇するなど底堅さを確認。
今週は米雇用統計やISMなどFRBの金融政策に影響を与える重要指標が発表される。
FRBの金利は「より長くより高く」というタカ派の流れを加速させるのか、或いは流れに歯止めをかけるのか注目される。
ただ、ドル円に関しては日銀との明確な違いを背景に昨年来の高値151円台を試す展開が予想される。市場は敢えてこのレベルでの介入を誘う、所謂催促相場が始まるとみている。

本日のドル円予想レンジ:149円80銭~148円80銭(38.2%)
今週のドル円予想レンジ:151円20銭~148円20銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]欧州景気減速懸念と強い米経済

(ユーロ米ドル日足)



先週は米長期金利上昇によるドル買いが強まりユーロは今年最安となる1.0465に迫る1.0488まで下落。その後週末で期末の買い戻しも入り1.0617まで反発したものの1.05ドル台に押し戻されて引けている。
先週発表されたユーロ圏9月HICPは4.3%と予想の4.5%を下回り5か月連続で伸び率は鈍化。IFOはドイツが今年マイナス成長になると予測。
また、これまでの急速な利上げを受けイタリアでは財政赤字が拡大するなど欧州景気減速懸念が高まるなかでECBの利上げ打ち止め観が更に広がる。
一方で強い米経済を背景にFRBの更なる利上げ期待などからユーロの下落トレンドは継続とみる。
今年最安値を下回るようなら50%戻しの1.04が次の下値サポートとして意識される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0640~1.0400(50%)

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[豪ドル円]RBA会合で利上げの可能性も

(豪ドル円日足)



先週の豪ドルは対ドルでの売りが先行し豪ドル円も上値の重い展開でスタート。対円ではボリンジャーバンドの位置する94円70銭近くまで下落。しかし、週末にかけてリスクオンや期末のポジション調整も入り9月20日の高値96円14銭を上抜けると損切りを巻き込みながら96円92銭まで上昇。その後NY株価の下落などもあり96円まで押し戻されている。
今週はブロック副総裁が新総裁になって初めてのRBA政策会合が開かれ、政策変更があるか注目が集まる。前回の会合では政策金利据え置きとなったが一部で利上げ観測もあり発表後下落。しかし、その後はドル円の上昇が豪ドル円を結果的に押し上げた。
今週も政策金利据え置きが予想されるが、先週発表された8月CPIは前月4.9%から5.2%に伸びが加速。
声明では毎月ごとに判断するとしており、もし0.25%利上げされるようならサプライズとなり豪ドル円は先週の高値を上抜け今年最高値となる97円67銭を試す展開も予想される。

今週の豪ドル円予想レンジ:97円60銭~95円40銭(38.2%)

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[全般]期初入り ドル買いの流れ再開

先週はFRBのタカ派的な動きから米長期金利が上昇したことでドルは全般に底堅い動きで始まった。また、日銀の大規模緩和政策継続姿勢が変わらないなど政策の違いからドル円は今年最高値となる149円70銭まで上昇。しかし150円大台を目の前に当局からの口先介入が入り上値は抑えられた。
また、UAWストライキや予算案を巡る政府機関閉鎖リスクが高まる中で9月期末ということもあり株式やエネルギー、そしてドルの調整が週末にかけて強まるとドル円も148円ミドル付近まで押し戻された。
ポジション調整が一巡すると再びドル円は149円ミドル付近に戻されるなど往って来い。

今週は期末調整も終わり新年度が始まることから再びドルは堅調な地合いが予想される。
今週最も注目される米雇用統計、それ以外にもISM製造業非製造業指数、JOLTSなどの重要指標も発表され、結果次第ではドル買いが加速する展開も予想される。
一方で米国ストライキや政府閉鎖への警戒、そしてドル円では実際の介入を試すような催促相場も予想され、ドルの急落リスクも燻る。
いずれにしても、調整が終わり、相場は上下に動きやすくなっておりスキャルやデイトレードにとっては絶好のチャンスとなりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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