ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-10

[米ドル円]元の木阿弥?

(米ドル円日足)



最近のFRB高官による相次ぐハト派発言を受け今回発表のCPIの結果がその後押しをするのか注目が集まった。結果的に予想の3.6%を上回り3.7%となりドル高が進んだ。ただ、前回と横ばいでありコアも前月から鈍化しており、それ程のタカ派内容ではなかったが、それだけ期待が高かったのだろう。
これにより再びドル高に戻るなど元の木阿弥とみるのは時期尚早だろう。
もし今回のハト派発言がなければ、物価鈍化はこれまで通り継続との見方になっていたと思われる。
ハト派発言が出始めたのはこの1週間であり、それまでドル円は1円足らず低下しただけだ。
巻き戻しが入ったとしても150円程度で上値が抑えられるとみている。

ドル円予想レンジ:150円30銭(BB上限)~149円00銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]下降トレンド転換か、継続か

(ユーロ米ドル日足)



米9月CPIが予想を若干上回ったことでドルは全面高。ここ最近のハト派発言を受け市場は物価鈍化が改めて示される期待を外されたことでユーロは1.06前半から1.05前半まで下落した。ハト派発言からユーロは7月から続いた21日下降トレンドラインを上抜けたかと思われたが再び下回った。
今回のCPIの結果がこれまで続いたFRBのハト派姿勢を覆すものなのか今後のFRBメンバー発言待ちとなる。
ただ、インフレ鈍化傾向は明らかであり、FRBの利上げサイクル停止時期が先延ばしになっただけであればトレンド転換の可能性は残る。
先週付けた安値1.0449付近を下回るようならトレンド継続となる。

ユーロドル予想レンジ:1.0580~1.0490(76.4%)

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[カナダドル円]原油価格とリスク

(カナダドル円日足)



前週発表されたカナダの9月雇用統計が予想を上回る強い結果となったことでカナダドルは上昇に転じた。これにより年内BOC会合で1回の利上げの可能性があるとの見方がカナダドルを押し上げた。また、中東戦争の勃発による影響から原油価格の上昇が予想されたこともカナダドル買いを促す要因となった。
また、米長期金利低下による世界的な株価上昇がリスクオンのカナダ円を押し上げた。
ただ、中東戦争による原油価格の上昇は見られず、昨日の米CPIの結果から米長期金利が再び上昇したことでカナダ円は押し戻されている。
米長期金利上昇も一時的とみており、短期的にカナダ円の押し目買いを入れたい。

カナダ円予想レンジ:110円00銭~109円00銭(50%)

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[全般]米CPIでドル高円高

注目の米9月CPIが予想を上回る結果となり米金利は上昇。ドル全面高と同時に円買いも強まった。

昨日はFRBの金融政策に大きな影響を及ぼす米CPI発表を控えドル円は東京から欧州市場にかけて149円前半でもみ合いが続いた。
注目の9月CPIは3.7%と予想の3.6%を上回る伸びとなったことでドルは全面高。ドル円は149円81銭まで上昇。ユーロも1.06前半から1.05前半に下落した。
ここにきてFRBメンバーの相次ぐハト派発言があり、市場はその後押しをする内容を期待していただけに失望売りとなった。ただ、CPIは8月と変わらず横ばいであり、CPIコア指数も前年の4.3%から4.1%に鈍化するなど、全般に物価鈍化傾向は継続。ただ、市場の期待に水を差されたことがショックとなった。一方で金利上昇により株価が三指数共に下落したことでリスクオフの円買いがクロス円を押し上げ、それがドル円の上値を抑えている。
また、150円付近では介入警戒感もあり、ドル買いも一服感が漂う。
中東情勢による原油価格への影響なども燻る中で、今回のCPIの結果をFRBメンバーがどう受け止めるのか、その発言に変化が出るのか、今後の発言に注目。

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