ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-10

[米ドル円]150円はダブルトップ?

(米ドル円日足)



昨日の欧州時間に「日銀が24年度の物価見通しを従来の1.9%から2%以上へ上方修正する公算が大きい」との一部報道が流れたことでドル円は149円付近まで下落。一部で介入と誤解したところもあるようだが、結果的に押し目買いのチャンスと捉えられ反発。149円85銭まで上昇。高値圏で引けるなど150円を何とかつけたがっているように見える。
ただ、FRBのスタンスに対しての見方は変わらず、既にドル買いは一巡する中で上値を試しに行っても介入警戒もあり一時的とみる。もし、150円を付けて直ぐに押し戻されるようなら10月3日の高値とダブルトップを形成することになり、当面150円が天井になりかねない。
いずれにしてもここまで来たら150円を伺う可能性が高い。

ドル円予想レンジ:150円20銭~149円30銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]調整からもみ合いへ

(ユーロ米ドル日足)


東京から欧州市場にかけて米長期金利が上昇したことでユーロは上値の重い展開で推移。1.0533まで下落したがその後発表されたドイツの10月ZEW期待指数が予想程悪化していなかったことで反発。NY時間に発表された米9月小売売上が強い結果となったことで再度押し戻されたが欧州株価やドイツの長期債利回りが上昇するとユーロは反発。ボリンジャーバンドの位置する1.0570を上抜け1.0594まで買われた。
調整の買い戻しが一巡し再び下落トレンドに戻ったかと思われたが、まだ値幅調整の動きは続いている。この調整が長引くようならもみ合いに入る可能性が高い。

ユーロドル予想レンジ:1.0620~1.0530(61.8%)

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[カナダドル円]CPI予想下回るものの

(カナダドル円日足)


昨日のNY時間に発表されたカナダ9月CPIは-0.1%と予想の0.1%を下回ったことでカナダ円は109円後半から109円27銭まで下落した。しかし、その後は対ドル対円でも買い戻しが入るなど底堅さが示された。物価上昇の伸びが鈍化したことで年内1回の利上げ観測が後退したもののカナダドルの底堅さが目立つ。これまで大幅利上げを実施したにもかかわらず需要や雇用などを見ても経済は好調。地政学的リスクなどもあり原油価格も底堅く推移。
ドル円の底堅い動きもありカナダ円の上昇トレンドは継続とみる。

カナダ円予想レンジ:110円00銭(61.8%)~109円40銭

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[全般]日銀政策に注目

昨日発表された米9月小売売上高が予想を上回るとドル買いが先行。ドル円は再び150円を窺うレベルまで上昇したが介入警戒感などから上値は抑えられた。

イスラエルとハマスとの戦争が依然として市場リスクを高めるものの東京市場で日経平均株価が大きく反発。ドル円も149円ミドル付近で底堅い動きが続いた。
一方上値の重い展開が続いたユーロは欧州市場に入りドイツのZEWが予想ほど悪い結果ではなかったことからユーロ買いで反応。しかし戻り売りが入ると再び下落。
その後ドイツ長期金利が上昇するとユーロの買い戻しが強まった。

ドル円は一時149円付近まで下落する場面も見られた。
「日銀が24年度の物価見通しを従来の1.9%から2%以上へ上方修正する公算が大きい」との一部報道が流れた。しかし、下げたところでは押し目買いが入り上昇するなど底堅さを示した。
NY時間には米9月小売売上高が発表されドルが上昇。9月小売売上高は0.7%と予想の0.3%を上回ったことで米長期金利が上昇しドル円は149円80銭台に上昇。ただ、その後発表されたNAHB住宅市場指数が予想を下回るとドル売りが強まりユーロやポンドは上昇に転じている。ただ、ドル円の底堅さは根強く高値圏で引けている。
明日はパウエルFRB議長の講演を控えるが、市場はFRBのスタンスに変更はないとの見方から大きな影響はなさそうだ。一方で市場の注目は日銀の大規模緩和政策の変化時期に集まり始めている。今の時点で時期尚早ではあるが、緩和解除の噂などが出始めるということは円売りもそろそろ限界に近付いているようにみえる。

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