ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-10

[米ドル円]方向の読みやすいドル円

(米ドル円日足)


早朝の薄商いの中、ドル円は150円を上抜けてきた。介入の動きはなくその後150円77銭まで上昇したところで一気に149円90銭付近まで急落。何があったのかは不明だが、レートチェックや介入といった言葉にアルゴリズムが反応した可能性は高い。
結果的に150円を割れたところでは買いが待ち構えていたということが明らかとなった。
米長期金利は低下したにもかかわらずNY株価は続落。中東情勢による地政学的リスクが高まる中でリスクオフの円買いには反応していない。
各市場がまちまちな動きの中で方向感が掴みにくいことから、唯一方向が読みやすいのがドル円の買いということだろう。
ボラが低い中で介入が入りにくいことを市場は分かっており、もし入るとすれば昨年10月に付けた151円94銭に迫る段階とみているのだろう。
ただ、円安が進み過ぎると月末の日銀会合ではYCCの修正に動く可能性が高まるだけに、反動には注意したい。

ドル円予想レンジ:150円80銭~149円80銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB予想通り金利据え置き

(ユーロ米ドル日足)


昨日開かれたECB理事会では政策金利を予想通り現行の4.5%で据え置きを決定。22年7月に利上げを開始して初めて利上げを見送った。しかし市場は既に織り込み済みということからユーロの動きは限られた。寧ろ米長期金利が低下するとユーロ買いが強まり1.0566まで上昇して引けている。ラガルド総裁は「インフレは依然として高い」とし、中東情勢の影響もあり今後も利上げの可能性を示した。また、欧州経済は弱いままとし、利上げはスタグフレーションリスクを高めるものとなる。
ただ、FRBも利上げ終了に近付いているとの見方もあり暫くユーロはもみ合いが続くとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.0610(50%)~1.0530

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[豪ドル円]三角保ち合い収束

(豪ドル円日足)


東京市場でドル円が150円台に乗せてきたものの豪ドル円は上値の重い展開で推移。日経平均株価の下落によりリスクオフから94円前半まで下落。しかし、欧州市場に入ると豪ドル円は上昇に転じた。
市場が方向感を掴みにくい状況の中、ドル円が150円台で底堅い動きが続く中で、豪ドルに対しても金利差からの買いが入り95円20銭まで上昇。
結果的に三角保ち合いが続いている。
ドル円が一段の上昇となれば上に放れる可能性が高いが、今月末の日銀会合を控え保ち合いが一段と収束に向かうとみている。

豪ドル円予想レンジ:95円40銭(61.8%)~94円60銭

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[全般]ドル円150円後半まで上昇

ドル円は早朝から時間外の米長期金利上昇に伴い150円ミドル付近まで上昇。東京市場が引けて150円77銭まで上昇したところで149円90銭付近まで急落。介入への警戒感が高まる中で一気に下落した後は直ぐに買い戻されるなどアルゴリズム取引が反応した可能性が高い。
NY市場では米7-9月期GDPが4.9%と予想の4.5%を上回るとドル買いで反応したが、同時に発表されたコアPCEが予想を下回ったことで米長期金利が低下しドルも下落。
また、この日はECB理事会が開かれたが予想通り政策金利据え置きを決定。既に織り込み済みということもあり大きな動きにはつながらなかった。
結局米経済の強さが示され米長期金利は低下したもののNY株式市場は三指数ともに続落。
今月末の日銀会合やFOMC会合を控え、同時に中東情勢を睨みながら市場は方向感を掴めないなかで手っ取り早く一番分かりやすいドル円の買いが進んでいる。
それだけに、何かきっかけがあれば一気に巻き戻しも入りやすく、今日のNY時間に発表されるPCEデフレーターには注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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