ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-11

[米ドル円]ドル円ダブルトップ

(米ドル円日足)


FOMC会合ではほぼ予想通りの内容となったが米10月ISM製造業が予想よりも弱い結果となり米長期金利が低下。パウエル議長も慎重な姿勢が示されるなど、ややハト派的とみることができる。米長期金利がそろそろピークに近づいている一方で日銀は金利1%枠を撤廃するなどYCCは形骸化しつつある。結果的に日米金利差拡大から縮小に向かうという転換は近いとみている。
神田財務官も「為替介入スタンバイ」と発言するなど152円付近を超えるようなら本気で介入に踏み込む可能性が高い。
テクニカル的にみても昨年10月の高値と今回の高値がほぼ同レベルとなり、このまま上値が抑えられるようならダブルトップを形成することになる。

FOMCで今後の方向感を見極められなかったことで今日は151円を挟んでのもみ合いが続くとみている。
ただ、市場全体のポジションは軽くなっていることから、そろそろドルの下押し圧力が強まる可能性が高いとみている。

ドル円予想レンジ:151円40銭(BB上限)~150円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド円]BOE政策会合

(ポンド円日足)


前日の日銀会合での円安によりポンド円の天井とみられていた184円を上抜け184円34銭まで上昇した。しかし、ドル円も介入警戒感が高まる中でそろそろ天井とみることもできる。また、日銀はYCCの上限1%を撤廃したことで金利は今後更に上昇する可能性が高い。
一方で、今日のBOE政策会合では政策金利据え置きが予想されるが、前回の会合では利上げを主張するメンバーも複数いたことで今回利上げの可能性も残る。
しかし賃金の伸び鈍化や雇用者数の減少などインフレ鈍化の兆しが見える。これまでの14回連続利上げによる政策金利が経済への重石となっており利上げは寧ろポンド売りに繋がりかねない。
いずれにしてもポンド円は目先天井を付けた可能性が高いとみる。

ポンド円予想レンジ:184円00銭~182円00銭(38.2%)

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[豪ドル米ドル]FOMC会合と下降チャネル

(豪ドル米ドル日足)


昨日の東京時間に発表された中国10月製造業PMIが好不況の分岐点である50を割り込んだことで豪ドルは下落。0.6320付近まで下落したがFOMC会合を前にポジション調整の買い戻しが入り0.64近くまで上昇。
FOMC会合ではややハト派的との見方もあり豪ドルはこの日の高値0.64を付けて引けている。
0.64ドル付近は10月中旬から何度か上値が抑えられるなど強いレジスタンスとして意識される。また、下降チャネルラインの上限もこの付近に位置することから、そろそろ下落に転じる可能性が高い。

豪ドルドル予想レンジ:0.6420~0.6320(61.8%)

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[全般]FOMC会合とISM

注目のFOMC会合では予想通り政策金利が据え置かれたが声明文も特に前回と変わらず市場への影響は限られた。
ただ、政策発表前には各通貨それぞれのポジション調整がみられ全般に軽くなった状態とみてよいだろう。特に前日の日銀会合で円売りが進んだドル円やクロス円も円買い戻しの動きがみられた。
FOMC声明文ではインフレ抑制のために追加利上げ余地を残した一方で長期金利の上昇が経済に影響を与える可能性を示すなど微妙な表現となり、市場はどちらにも動きが取れなかった。
ただ、この日発表された10月ISM製造業景況指数は46.7と予想の49.0を下回ったことで米長期金利が低下しドル売りで反応。これまで強い米経済指標が続いたことで市場は敏感に反応。明日は米雇用統計が発表されるが、ADP雇用が予想を下回ったことで同様に弱い結果が示される可能性が高まる。
市場のポジションが軽い状況のなかでドル売りが更に進むか注目される。

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