ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-11

[米ドル円]米雇用統計の平均時給に注目

(米ドル円日足)



FOMCが予想よりもハト派的であったことから東京市場でドル円は151円前半から150円16銭まで1円近く下落。一旦買い戻されたものの欧州時間には日銀が来年緩和政策から脱却するとの一部報道で押し戻される場面もあった。
ただ、NY時間に発表された米7-9月労働コストが-0.8と前期の3.2%から大きく低下。
先日のADP雇用統計でも賃金上昇率が21年10月以来の低水準となったことから今日発表の10月雇用統計でも平均時給が予想を下回る可能性が高い。
昨日のFOMC会合の後だけに利上げ停止への期待からドル円は昨日の安値を下回り61.8%戻しとなる149円近くまで下落するとみる。

ドル円予想レンジ:151円00銭~149円30銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]BOE予想通り据え置き

(ポンド米ドル日足)



昨日はFOMC会合後に米長期金利が低下したことでポンドドルはアジア市場から底堅い動きで推移。1.21前半から上昇が始まりBOE会合前には既に1.22近くまで上昇。
BOE政策会合では予想通り政策金利5.25%据え置きを決定。声明文では「インフレリスクは依然上向き」「当分引き締め的な金融政策が必要」と利上げの可能性を示したことで発表後1.2227まで上昇。
その後は利食い売りが入り1.2169まで押し戻されたが米長期金利が更に低下したことで1.22台前半に戻して引けている。
今日は米雇用統計が発表されるが、賃金上昇が鈍化するとの見方から米長期金利は更に低下する可能性が高い。
1.2230付近はフィボナッチ61.8%戻しのレベルで一旦は抑えられたが、このレベルを上抜けるようなら1.23付近に位置するボリンジャーバンドの上限付近が視野に入る。

ポンドドル予想レンジ:1.2290(BB上限)~1.2170

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[カナダドル円]カナダ雇用統計

(カナダドル円日足)



カナダ円は東京から欧州市場にかけて円買いが進んだことから上値が抑えられ108円50銭まで下落。しかしNY市場に入ると一転して買いが先行。
NY株式市場が続伸したことや原油価格が反発したことでカナダ円の買いが一気に強まり109円60銭まで買われそのまま引けている。

今日は米雇用統計と同時刻に10月カナダ雇用統計も発表される。
カナダ雇用者数は前月から減少し失業率も5.5%から5.6%に上昇すると予想される。予想通りであれば素直にカナダ売りで反応しそうだ。
日銀が緩和政策からの脱却に向かうとの見方もあり金利差からの買いもそろそろ終了に近い。

カナダ円予想レンジ:109円80銭(61.8%)~109円10銭

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[全般]日米金融政策の転換

前日のFOMC会合での結果、米長期金利が低下しドルは全面安、そしてNY株式市場は三指数ともに続伸して引けている。

昨日の東京市場ではFOMC会合でのハト派的な内容を受けドル売りが先行。ドル円は151円前半から150円前半まで1円近く下落。前日の日銀会合で円安が進んだ反動もありドル円は上値の重い展開が続いた。また、日経平均株価が続伸しリスクオンが広がる中で豪ドルやNZドルなどが対ドル対円でも上昇。
欧州市場でもドル売りの流れを引き継ぎユーロやポンドの買いが先行する中でドル円が瞬間売られる場面も見られた。ブルームバーグが「日銀は金融緩和政策を来年脱却する計画」との報道を受けたものだが直ぐに買い戻された。
NY時間に入ると再びドル売りが加速。
この日発表された7-9月期労働コストが-0.8と前期の3.2%から大きく下落したことで米長期金利は更に低下。ドル円は150円を割り込み149円85銭まで下落した。
ただ、NY株式市場は金利低下を好感し三指数ともに続伸するとリスクオンの円安もありドル円は150円ミドル付近まで押し戻されて引けている。
結果的に円売りドル売りが進みクロス円は全面高となっている。
市場はFRBの昨年2月から始まった利上げサイクルが終了するとの見方が強まると同時に日銀が今後時間はかかるものの大規模金融緩和政策からの転換に動き出すとの見方が徐々に広がりつつある。
今日発表の米雇用統計ではドル円やクロス円もそろそろピークを迎えつつあるのかもしれない。

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