ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-11

[米ドル円]ドル円ダブルトップ?

(米ドル円日足)


ドル円は先週の高値151円73銭が当面の天井を打った可能性が高い。
日銀会合ではYCCの再修正に動いたものの市場は不十分との見方から買いで反応。昨年10月に付けた高値151円94銭に迫る151円73銭まで上昇。その後は神田財務官の「スタンバイです」発言から介入警戒感が高まった。また、FOMC会合やパウエル議長発言が比較的ハト派的との見方が示された直後の米雇用統計の結果がその見方を更に強めドルは全面安。利上げサイクルが停止したとの見方からドルの下押し圧力は始まったばかり。

テクニカル的にみても昨年10月の高値151円94銭とダブルトップを形成した可能性が高い。
ただ、クロス円は依然として買いが強いことからドル円の下値も限られる。

本日のドル円予想レンジ:149円80銭~148円80銭
今週のドル円予想レンジ:150円50銭~148円20銭(61.8%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]下降トレンドからの転換

(ユーロ米ドル日足)


ECB理事会後ユーロは1.05ミドル付近でもみ合いが続いていたが、先週のFOMC会合がややハト派的との見方から反発。週末の米雇用統計が弱い結果を示したことでFRBの利上げサイクル停止との見方が強まりユーロは1.07ミドルまで上昇。下降トレンドの上限でもあったボリンジャーバンドの上限を上抜けてきた。
7月から続いた下降トレンドが終了のサインとみることが出来る。
ただ、依然として米国経済は欧州を上回っており、今回の上昇はあくまでこれまでの下落の調整とみてよいだろう。
上値目途としては週足ベースでのボリンジャーバンドの中心が位置する1.08付近が直近のレジスタンスとなるが、このレベルを上抜けると50%戻しとなる1.0860付近が戻りの限界とみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0860(50%)~1.0600

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[カナダドル円]雇用悪化で利上げの可能性後退

(カナダドル円日足)


先週末に発表されたカナダ10月雇用統計は雇用者数が予想を下回り失業率も前月の5.5%から5.7%に大幅上昇。これを受けカナダドルは対円で下落。同時に発表された米雇用統計も悪化したことでドルが下落。主要通貨の殆どのクロス円が上昇したが、カナダ円だけは下落。カナダドルの弱さが目立った。
BOCは前回の会合で今後も利上げの可能性を示したが今回の雇用統計からはその可能性が後退。
一方で日銀は先週の会合でYCCの再修正を決定。長期債利回りの1.0%越えを事実上容認。重い腰を少しずつ上げ始めた。
原油価格も下落する中でカナダ円は今週も上値の重い展開が予想される。
9月末に今年最高値となる111円17銭を付けた後はラウンドトップを形成。その後108円を割り込んだものの依然金利差からの買いも入ることから、当面は108円から110円のもみ合いに入るとみている。

今週のカナダ円予想レンジ:110円10銭(BB上限)~108円20銭(61.8%、BB下限)

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[全般]FRB利上げサイクル停止へ

先週末に発表された米10月雇用統計は雇用者数が予想を下回り失業率も上昇。平均時給も前月比で低下しドルは全面安。前日のFOMC会合でパウエル議長は追加利上げの可能性を示していたものの今後のリスクやデータを見極め注意深く進めるとした。その矢先に米雇用統計が弱い結果を示したことで年内の利上げの確率が急低下。米長期金利は4.5%台に低下するなど雇用統計はFRBの利上げサイクル終了を裏付けるものとの見方が広がった。ドルは全面安となりドル円は149円前半まで下落。ユーロやポンドなどの主要通貨も大きく上昇し同時にクロス円も上昇。ドル安円安が進んだ格好だ。この動きはまだ日銀が緩和政策を長期間維持するとの見方が根強いことを示す。
ただ、先週の日銀会合でYCCの再修正を決めたことは政策転換の時期がそれ程遠くないとみることもできる。
一先ずドル高の流れにブレーキがかかったことや日銀、財務省の介入が本格的に入る可能性が示されたことでドル円はピークを打ったかもしれない。
ただ、クロス円の買いが一段と強まる可能性が高く、ドル円の下値を支える要因となりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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