ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-11

[米ドル円]介入レベル

(米ドル円日足)



植田日銀総裁はこの日「超緩和政策の解除は深刻な問題」「基調的な物価上昇率は2%をやや下回る」など、緩和政策継続姿勢を示した。一方でパウエル議長は「更なる引き締めが必要なら躊躇しない」など、利上げの可能性を示し日米の金融政策の違いが改めて意識されドル円は151円40銭近くまで上昇している。
ドル円が151円71銭の高値を付けた後の11月1日に神田財務官は介入に関して「スタンバイです」と発言。市場はこの高値レベルで介入が実際に入るのかを確かめに行きたがっているように見える。
しかし、そのレベルに近付いたところで介入の影が見えただけでもすぐに押し戻される可能性が高い。
もし上抜けし152円に迫るようなら本格的な介入が入るとみている。

ドル円予想レンジ:151円70銭~150円30銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]英経済指標

(ポンド米ドル日足)



昨日のパウエル議長講演ではややタカ派的な内容と市場は受け止め米長期金利が上昇。
ロンドン市場で一時1.2308まで買われたポンドは1.2213まで下落。ほぼ安値圏で引けている。
本日ロンドン時間に英7-9月GDPが発表されるが前期0.2%から-0.1%へとマイナス成長に転じると予想される。予想通りであれば素直にポンド売りで反応するとみている。ただ、昨日のロンドン時間にピルMPC委員が「インフレ率を下げるために引き締めを維持する必要がある」と発言するなど利上げの可能性が残る中でポンドの下値も限られるとみている。ただ、ボリンジャーバンドの下限が位置する1.20ミドル付近を割り込むようなら1.18付近までの下げも視野に入る。

ポンドドル予想レンジ:1.2300~1.2150(76.4%)

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[豪ドル円]四半期金融政策報告に注目

(豪ドル円日足)



東京から欧州市場にかけて豪ドル円は底堅い動きで推移。植田日銀総裁が緩和政策継続姿勢を改めて示したことや日経平均や欧州株価が堅調に推移したことからリスクオンの買いが入った。しかしNY市場ではパウエル議長のタカ派発言などから金利が上昇。NY株式市場が三指数ともに続落したことでリスクが高まると96円30銭付近まで下落。
今週火曜日に付けた高値97円58銭と6月の高値97円67銭がダブルトップを形成した可能性が高い。今日の東京時間に四半期金融政策が公表される。今週のRBA会合では5会合ぶりに利上げを実施したことで今後利上げの必要性が後退する内容が示される可能性が高いとみる。予想通りであればボリンジャーバンドの中心線(21日移動平均線)の位置する95円ミドル付近までの下げもある。

豪ドル円予想レンジ:96円80銭~95円50銭(61.8%、BB中心)

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[全般]日・米の中銀総裁発言

植田日銀総裁発言で円安が進みパウエル議長発言でドル高が進みドル円は底堅い動きで推移。

昨日の東京時間に植田日銀総裁が「基調的物価上昇率は2%をやや下回る」「超緩和政策の解除は深刻な課題」など、緩和政策継続姿勢を改めて示したことでドル円クロス円ともに底堅い動きが続いた。ただ、米長期金利が低下したことでドルの上値は抑えられドル円は151円18銭まで上昇。しかし米長期金利が低下するとドルの上値も抑えられた。
NY市場が始まるとパウエル議長の講演を控え米長期金利が上昇に転じるとドルも全面高。
注目のパウエル議長講演で「インフレ低下に満足しているがまだ先は長く、闘いに勝利したわけではない」、「経済情勢次第で再利上げをためらうことはない」など、市場に過度な思惑をけん制。ややタカ派的な内容が示されたことでドルは上昇。ドル円は151円38銭まで上昇して引けている。
結果的に日銀とFRBとの金融政策の違いが改めて示された格好だが、FRBの利上げサイクルは最終局面に近いことや、日銀も時間をかけて緩和政策修正に動きだしたことも確かだ。
材料難の中で目先は思惑が先行しやすく、短期的に荒っぽい値動きが続きそうだ。

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