ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-11

[米ドル円]ドルの上値の重さ

(米ドル円日足)


先週末にムーディーズが米国債格付け見通しの引き下げを発表。その結果が週明け東京市場でどう反応するのか注目。今週17日に繋ぎ予算の期限が来るものの依然として予算成立の目途はたっていない。もし、政府機関の閉鎖に陥るとの見方が広がれば格付け引き下げへの思惑からドル売りが一気に進む可能性が高い。
また、今週は米10月CPIの発表もあり、結果次第で利上げサイクル停止との見方からドル売りに繋がることになる。
一方で日米金融政策の違いによるドル円の買いの流れは続いており、昨年10月の高値151円94銭を試しに行く可能性が高まっている。しかし、こちらも神田財務官の「スタンバイ」発言により実弾介入の可能性が高いことから上値も限られる。
結果的にドル円は152円を付けに行っても最終的に押し戻される可能性が高いとみている。

本日のドル円予想レンジ:151円70銭~150円20銭(BB中心)
今週のドル円予想レンジ:152円20銭~148円00銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]買い戻し一巡でもみ合いへ

(ユーロ米ドル)


7月からの下降トレンドが10月に入り終了。その買い戻しも先週38.2%戻しの1.0756まで上昇したことで一先ず一巡したとみる。
ここにきて米長期金利と連動する動きが目立つ。先週は米長期金利が上昇に転じたことでユーロも下落に転じている。
今週は米10月CPIが発表されるが、予想通りであれば物価鈍化が改めて確認され米長期金利は再び下げに転じる可能性が高い。
一方で先週ラガルド総裁が利下げは今後数四半期ないと発言。今週発表の10月HICPも前月と同レベルの4.2%と高止まりが予想される。
ECBとFRBの金融政策はどちらも利上げサイクルが終了に近付いており、当面現行の金利水準維持姿勢が示されている。
終始上値の重い展開が予想されるものの下値も限られることからもみ合いに入るとみている。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0750(38.2%、BB上限)~1.0600(50%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[豪ドル米ドル]下降チャネル回帰

(豪ドル米ドル日足)


先週開かれたRBS政策会合では政策金利を5会合ぶりに0.25%の利上げを決定。予想通りということから発表後豪ドルは下落。「噂で買って事実で売る」のパターンとなった。
声明では「更に引き締めが必要になる可能性」としたものの、市場はこれで利上げ打ち止めとの見方が広がった。
結局先週は5日間陰線が続き下降チャネル内に回帰している。
今週発表される7-9月期四半期賃金指数に注目したい。もし予想を下回るようなら利上げサイクル終了との見方が更に強まり一段の売りが強まる可能性が高いとみる。
また、今週は豪州10月雇用統計も発表され失業率が3.6%から3.7%に上昇すると予想されることから豪ドルは上値の重い展開になりそうだ。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.6430(50%)~0.6250(BB下限)

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[全般]米CPI、介入、そしてつなぎ予算期限

今週発表される米経済指標、特にCPIはドル売りを示す内容が予想される一方でドル円は円買い介入リスクの高まり、そして「つなぎ予算」の期限が来るなど波乱含みの展開が予想される。

先週は前週の米雇用統計やパウエル議長のハト派的な発言を受けドル売りが進んだ反動からドル買いが先行。また、パウエル議長が市場の利上げ停止の思惑をけん制するようなタカ派的ともとれる発言もドル買いを促した。
一方で植田日銀総裁は大規模金融緩和政策継続姿勢を改めて示したことでドル円は151円60銭と今年最高値に迫るレベルまで上昇。
ただ、神田財務官は為替介入に関して「スタンバイ」と発言しており、政府日銀介入が実際に入る可能性が高まる中でも市場は昨年10月の高値151円94銭を再度試す展開が予想される。
また、今週はFRBの今後の金融政策を占ううえでも重要な経済指標が発表される。中でも金融政策に最も政策に影響を及ぼすCPIに注目が集まる。
10月CPIは前月の0.4%から0.1%へ、前年比でも3.7%から3.3%に鈍化が予想される。
既に先週はドル買い戻しが一巡した観もあり、予想通りであればドル売りが再開するとみる。
その他にも小売売上高やPPI、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、住宅着工件数などの重要指標が軒並み発表される。
更に17日にはつなぎ予算の期限を迎える。
予算成立が難航すれば再び政府機関の閉鎖リスクが高まりドル売りが強まりかねない。
今週はかなり荒っぽい相場展開が予想される。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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