ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[米ドル円]仕切り直し

(米ドル円日足)



FOMC会合では3月利下げの可能性が否定されたものの年内に利下げに転じることは明らかとなった。市場はそれ以降の4月、6月の会合毎に利下げ観測が高まるとみている。一先ず米1月雇用統計で往って来いとなり今週は仕切り直しの週となる。
今日の米1月ISM非製造業景況指数の発表以外今週は特にドルに関する目立った材料がない。
一方で先週の日銀の主な意見でマイナス金利解除を含めた政策修正に動き出すとの見方によってクロス円で円買いが強まるか注目。
クロス円の下落が進むようならドル円も先週末の安値付近を再度試す展開を予想する。

本日のドル円予想レンジ:148円80銭~147円60銭(38.2%)
今週のドル円予想レンジ:149円00銭~147円00銭(61.8%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECBとFRB似た者政策

(ユーロ米ドル日足)



ECBメンバーの相次ぐハト派発言もあり早期利下げ観測が広がる中でユーロは上値の重い展開が続いた。また、強い経済指標の結果やパウエルFRB議長の市場へのけん制発言などから米長期金利が上昇に転じたこともユーロの上値を抑えている。
ただ、ECBとFRBともに早期利下げ観測が広がるなど似た者同士でユーロとドルは微妙なバランス状態にあり、狭い値幅取引が続いている。

全般にユーロの上値が重いことから、今週のドイツ1月PMIやドイツ12月鉱工業生産、そしてドイツ1月CPIといった指標に対して市場は弱い結果に反応しやすい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0900(BB中心)~1.0750(61.8%)

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[豪ドル円]保ち合い下放れ

(豪ドル円日足)



先週豪ドル円は三角保ち合いが収束。アセンディングトライアングルは通常上方向に放れるが、今回は上抜け出来ずに下放れ。ロングポジションの損切りを巻き込み95円50銭まで下落。週末には買い戻しが入ったがまだ上では売りが残っているとみる。
今週開かれるRBA会合では現行の政策金利4.35%据え置きが予想される。
注目は声明文だが、先週発表された豪10‐12月期四半期CPI、そして豪12月CPIも予想を下回り物価鈍化を示すものとなった。
これを受け利下げに前向きな声明内容となれば豪ドル円は一段と下げ幅を拡大する可能性が高い。
日銀もマイナス金利を含めた政策正常化に向けて動き出す可能性が高まる中で豪ドル円は先週の安値95円50銭を再度試す展開を予想する。

今週の豪ドル円予想レンジ:97円10銭(BB中心)~95円30銭(61.8%)

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[全般]サプライズの米雇用統計

ドルは全面高となった。
先週のFOMC会合では予想よりもタカ派的な内容となりドル買いが進んだものの市場のFRBに対する早期利下げ観測は依然として燻る中でドルは最終的に下落に転じていた。
しかし、強い雇用統計の結果を受けFRBの利下げ観測が後退しドルは再び上昇に転じた。
1月雇用統計ではNFPが35.3万人と予想の18万人を大幅に上回った。前月分も21.6万人増から33.3万人に上方修正。
失業率は3.7%と予想の3.8%を下回った。
平均時給も4.5%と予想の4.1%を上回るなど、すべてが強い結果となりFRBの利下げ観測が後退。3.8%台まで低下していた米長期金利も4%台に再び上昇して引けている。
結局ドルはFOMC会合を挟んで下落した分だけ押し戻されるなど往って来い。
FRBの3月利下げの可能性はほぼなくなったといってよいだろう。
ただ、パウエル議長は「今年のある時点で政策金利を引き下げるのが適切」と発言して、いずれ利下げに踏み切ることは明確。
サプライズの結果を受けドルは一気に上昇したが単月での雇用統計の強い結果だけで政策の流れに変化はない。
市場が落ち着きを取り戻してくれば再びドル下落トレンドは始まるとみる。

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