ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[米ドル円]149円の重石

(米ドル円日足)



先週末の米雇用統計の結果を受け週明けもドル買いが先行。また、パウエル議長が改めて市場の早期利下げ観測けん制発言をしたこともありドル円は東京市場で148円82銭を付けた。その後押し戻されたもののNY市場でISM非製造業景況指数の結果を受け今年最高値となる148円89銭まで上昇したが149円には届かずに失速している。
強い米経済指標の結果を受け市場の早期利下げ観測は後退しており、ドル買い戻しが大分進んだとみている。
今週は特に目立った指標発表はなく149円を上抜けるには材料不足とみる。

ドル円予想レンジ:149円00銭~148円10銭(23.6%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]BOEの利下げ時期

(ポンド米ドル日足)



週開け早朝にパウエル議長が改めて市場の早期利下げ観測をけん制したことでドル買いが先行。ポンドは1.26まで下落して始まった。ロンドン市場に入ると米長期金利上昇によりポンド売りが再開。同時にユーロポンドの買いも入るとポンドは1.26を割り込み1.25ミドルまで下落。その後発表された米ISM非製造業指数が予想を上回ると1.2519まで下落。高値から100ポイント余り下落。
先週のBOE政策会合では2人が利上げ、一人が利下げを主張したものの全般にタカ派的と受け止められポンドは上昇。全般にFRBやECBと比べるとタカ派的とみられていた。しかし、ピルBOEチーフエコノミストは「利下げを開始するかどうかではなく、いつ利下げを開始するのが適切かということだ」と述べるなどハト派色が強まっておりユーロやドルに対しての売りが強まった。ひと月以上続いたレンジ相場の下限を下回ったことで売りの勢いは継続とみる。

ポンドドル予想レンジ:1.2600~1.2450(50%)

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[豪ドル円]RBA政策会合とNY株式市場

(豪ドル円日足)



週開け豪ドル円は早朝の薄商いの中で96円81銭まで上昇。東京市場で押し戻されたものの96円75銭まで買われたがNY市場で再び下落。商業用不動産の下落による米地銀への警戒感やNYダウが大幅安となりリスクオフの円買い豪ドル売りが強まると96円22銭まで下落。
今日はRBA政策会合が開かれるが先週発表された10-12月、そして12月直近のCPIが予想を下回る鈍化を示しており、声明ではこれまでのタカ派色が後退するか注目。
また、これまで会合後の金曜に発表されていた四半期金融政策報告にも注目。利下げを示す内容となれば豪ドル円の一段の売りが強まる可能性が高い。

豪ドル円予想レンジ:96円80銭~95円80銭(50%)

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[全般]ドル高円高

前週の強い雇用統計の結果を受け週明けもドルは堅調に推移する中で円買いも進んでいる。

週明け東京市場早朝にパウエル議長がインタビューで「3月の利下げの可能性は高くない」「12月の金利見通しに変わりはない」など、改めて市場の早期利下げ観測をけん制する発言がありドル買いが先行。ドル円は148円82銭まで上昇したが利食い売りなども入り発言前のレベルまで押し戻される往って来い。
欧州市場に入ると米長期金利の上昇に伴い再びドル買いが先行。ユーロやポンドが下落すると対円でも売りが強まりクロス円全般に下落。ドル円も上値が抑えられた。
NY市場ではこの日発表された米1月ISM非製造業景況指数が53.4と予想の52.0を上回ったことでドル買いが更に加速。ドル円は東京の高値を上抜け148円89銭まで上昇。しかし149円の大台を意識した売りが強まり押し戻された。
米長期金利はこの日も堅調な地合いが続き4.17%まで上昇したことでNY株式市場は反落。NYコミュニティ・バンコープなどの地銀に対する警戒感の高まりなどリスクオフが進み、結果的にドル高と同時に円高となった。
強い米経済指標が依然として続く中で市場の早期利下げ観測は後退しFRBとのギャップは縮小しており、そろそろドル買い戻しも一巡。
短期的なドルの方向感は掴みにくく、暫くもみ合いが続く可能性が高い。

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