ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[米ドル円]介入警戒

(米ドル円日足)



先週発表された米CPIやPPIが予想を上回る結果となりFRBの早期利下げ観測が更に後退。ドル円は150円88銭まで上昇した。しかし151円を目の前に当局からの口先介入もあり上値は抑えられている。植田日銀総裁がこの円安という状況下で改めてマイナス金利解除後も緩和政策継続姿勢を示したことで円安も進んでいる。
今週は円安がさらに進むなかで実際に介入が入るのか注目。これまでの介入は急速な円安を抑えるものであった。今回の円安は昨年末の安値140円25銭から上昇が始まり先週の150円88銭まで2か月余りで10円以上の円安と早いピッチで進んできたことから介入の名目は立ちそうだ。介入レベルとすれば昨年11月に付けた高値151円90銭付近を超えてから152円台とみている。
もし口先介入や「なんちゃって」介入が入るようなら一気に円買い戻しが入ることになるので注目したい。

本日のドル円予想レンジ:150円60銭~149円80銭
今週のドル円予想レンジ:152円40銭~149円00銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB早期利下げ観測は

(ユーロ米ドル日足)



先週は米CPIが予想を上回ったことでユーロはダブルボトムのレベル1.07付近を片足割り込む場面もあったが結局押し戻されている。FRBの早期利下げ観測が後退する一方でECBへの利下げ期待は依然として残る。
今週はECB理事会議事要旨が公開されるが、それ以上にドイツのPMIやGDPの指標に注目したい。
結果が改めてリセッションへの懸念を示すようなら早期利下げ観測が一層高まりダブルボトムの1.07を割り込む可能性が高まる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0820(BB中心)~1.0600(76.4%)

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[豪ドル円]保ち合い上限上抜け

(豪ドル円日足)



先週豪ドル円はこれまで続いた三角保ち合いの上限98円を上抜け98円26銭まで上昇。
世界的な株価上昇によるリスクオンの動きに加え、先週は植田日銀総裁が改めて緩和政策継続姿勢を示したことが買いを促した。
対ドルでは介入警戒感などから上値が抑えられているだけに豪ドルなどの他通貨に対する金利差からの買いが入りやすい状況となった。
保ち合い上限を上抜けたことで昨年の高値98円74銭を試す展開が予想される。

今週の豪ドル円予想レンジ:99円00銭~97円50銭(61.8%)

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[全般]日銀緩和継続と介入催促相場

先週は米CPIが予想を上回りドル全面高。その後発表された米小売売上高が予想を下回ったことでドル買いも一服したものの週末に発表されたPPIが予想を上回ると再びドル買いで反応。FRBの早期利下げ観測が更に後退し米長期金利は昨年12月以来の4.3%台に上昇。ドル円は昨年11月以来の高値150円88銭まで上昇した。しかし流石にこのレベル付近では本邦当局者からの円安けん制発言、いわゆる口先介入も入ると上値も抑えられた。
ところがこの円安状況下でも植田日銀総裁は改めてマイナス金利解除後も緩和政策を継続すると言及。円は他通貨に対しても売りが強まるなどクロス円の上昇に繋がった。
今週はFOMC議事要旨が公開されるが、会合後にCPIやPPIが発表されていたため議事要旨自体が過去のものであり注目度は低い。
その他にも今週は特に目立った材料はないなかで日銀の緩和政策を背景とした円安を仕掛けやすくなっている。
更なるドル円の上値を試しに行った時の口先介入、そして実弾介入を引きずり出そうとする催促相場が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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