[米ドル円]FOMC後の相場の方向見極め

前日のNY株式市場の下落の煽りを受け東京市場でも日経平均株価が下落。リスク回避の円買いが進み、ドル円は118円前半まで売り込まれた。更に、上海総合指数が大幅安となったことでドル円は118円を割り込み117円65銭まで下落。
一方、欧州勢は東京勢とは真逆にドル円やクロス円の買いでスタート。
NY株式市場も原油価格上昇などからリスク選好の動きが強まりドル円は118円60銭付近まで上昇。ほぼ高値圏で引けている。
この流れを受け、今日の日経平均株価も上昇が見込めることから、ドル円は底堅い動きが予想される。
明日未明にFOMC発表が控えるだけに、短期取引が中心となりレンジ相場になるだろう。
FOMC声明では予想通り海外リスクの影響を受け利上げペースを下方修正するとなれば、ドル売りと同時に円売りが強まる。ただ、最近の動きをみると円は株に連動しやすいことから円安圧力が上回る可能性が高い。
反対に、政策に影響がないとした結果になれば市場にはサプライズとなる。米国経済に対する強気の姿勢を示すことで、市場に安心感が広がるとの見方もある。
市場のセンチメントが依然として弱気に偏り過ぎているようであれば、ドル買いと円買いが同時に強まるだろう。ただ、週末の日銀会合への期待もあり過度な円買いにはならないとみる。
ドル円予想レンジ:119円80銭(50%)~117円60銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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