[全般]連休明けのイエレン議長講演に注目
本日は連休明けとなり、イエレン議長講演次第ではどちらかに大きく動き出す可能性が高い。
昨日の週明けのアジア市場では東京と中国市場だけが開く中でドル円は底堅い動きで始まった。特に材料はないものの、先週からの流れを継続する動きがみられた。また、中国株価も小幅上昇する中で豪ドルも堅調な地合いとなった。
NY市場では注目の米2月PCEコア・デフレーターが0.1%と予想の0.2%を下回ったことでドルは全面安。ドル円も113円前半まで下落したものの再び上昇。ドル安が継続する中でクロス円の買いが入りドル円を押し上げた。
市場の流動性は極端に低く、昨日の動きは過度に反応し過ぎていたとみられる。
今日の欧米市場ではその調整の動きからドル買い戻しの動きが強まるとみている。
ただ、昨日の米2月PCEコア・デフレーターは前年同月比でみると+1.7%とFRBの目指す2.0%に近づいている。先週末の米10-12月期GDP確定値でも個人消費の伸びが押し上げるなど、これまでの悲観的な見方は後退。
先週は複数のFRBメンバーが早期利上げに前向きな姿勢を示しており、今日のイエレン議長の発言に注目が集まる。
もし、少しでもハト派的な姿勢に変化がみられるようならドル買いの勢いは再び強まることになるだろう。
反対に、ハト派的な姿勢を崩さなかった場合でも、市場は、FOMC会合後に利上げ期待が後退した後だけに、ドル売りの影響は限定的とみる。
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