[米ドル円]クロス円が下支え

昨日の東京市場では日経平均株価が大きく反発し、ドルだけではなく他通貨に対しても円安が進んだ。引け後に押し戻される場面も見られたが、欧州市場ではクロス円の買い先行でドル円は109円48銭と、この日の高値を付けた。このレベルはフィボナッチの38.2%戻しとなるため利益確定の売りが並んでいた模様。この日発表された米住宅着工件数や建設許可件数が予想を下回ったことからドルは上値の重い展開となり一時109円を片足割り込んだ。しかし、株価や原油価格が堅調に推移したことでクロス円、特に資源国通貨の買いが入りドル円も下げ止まっている。
週初に円高が強まるとの懸念も一晩で後退し、市場には安心感が広がった。しかし、円高リスクが消えたわけではなく、市場のセンチメントは変化しやすい。
来週の日銀会合やFOMC会合を控え、当面は110円から108円のレンジに入ったとみる。
110円はフィボナッチ50%戻しのレベルでもあり、心理的にも節目になる。
4月15日に付けた高値109円75銭付近から売りで攻めてみる。
ドル円予想レンジ:109円80銭~108円80銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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