[全般]英国離脱懸念燻ぶる中で米利上げの行方
昨日の東京時間に麻生財務相の「為替の急激な変化は望ましくない」などの口先介入もありドル円は底堅い動きで推移。また、先週末からの英国EU残留期待からリスクオンの動きも目立った。
欧州市場もこの流れを継いでポンドやユーロは上昇して始まったものの、その後は失速。
英国世論調査で残留派45%、離脱派44%と再び拮抗していることが伝わったことで、再び不安感が広がった。また、ドラギECB総裁が追加緩和の可能性を示唆したことでユーロ売りが強まった。
NY市場では注目のイエレン議長の議会証言が行われた。「生産性の低下が長引く可能性がある」「経済見通しには不確実性が残る」など、前回のFOMCで米経済の先行きに対し慎重な見方を示したが、今回も殆ど変わらない内容となった。結局市場への影響は限定的となったが、ややハト派的な発言となった。
英国のEU離脱を問う国民投票が終わった後に、市場は再び米国金融政策に注目が集まると思われ、この発言はドルの上値を抑えるものとなりそうだ。
今日明日は英国国民投票を控え、更に慎重な動きにならざるを得ない。
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