[全般]英国国民投票を控え警戒感広がる
昨日の東京市場では英国国民投票に向けリスク回避の円買いと株安の動きで始まった。しかし、その後の欧州市場ではポンドやユーロも含め目先のポジション調整の買い戻しが見られた。
NY時間に発表された英国世論調査で残留支持44%離脱支持45%となったことでポンドやユーロが下落。ドル円も104円台後半から前半へ押し戻されるなど荒っぽい動きが目立った。英国国民投票を控え市場の流動性が低下しており、ちょっとした材料にも敏感に反応しやすい状況は今日も続く。
注目のイエレン議長の議会証言は前日の発言内容と変わらず、市場の反応は限定的となった。ただ、全般にドルの利上げに対する議長の明確な姿勢が見えず、議長自身の迷いも感じられた。
明日の午前中に投票結果が判明するので、戦場となる東京市場では大荒れになることが予想される。特にポンドやユーロのプライスが上下に大きく振らされ、プライスが取れないこともあるので注意したい。
もし離脱となればポンドやユーロの下落とともにドル円も100円割れを試す展開が予想される。ただ、日銀のおひざ元という事もあり口先介入や実際の介入も入ると思われ、一気に上昇に転じる可能性もある。
一方、残留の場合はある程度市場は織り込んでいることもありポンドやドル円の上昇幅は下落よりも穏やかなものになりそうだ。
どちらにしても、結果が判明するまではポジションを縮小しておきたい。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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