[米ドル円]介入警戒感とリスク回避

英国国民投票は最初残留期待からドル円は106円80銭に上昇。しかし、離脱派有利との見方が広がると一転して99円まで下落するなど、短時間でドル円は8円近く下落。その後は売られ過ぎの反動もあり103円前半まで押し戻されたが、102円付近まで押し戻されて引けている。
100円割れでは介入こそ見られなかったものの、急速な円高に対し介入への警戒感が広がる。ブレグジットショックが今後為替市場にどのような影響を及ぼすかは不透明であり、暫くリスク回避の動きは続くことになる。また、FRBの利上げのタイミングもこれにより後退する可能性が高く、ドルの上値も限定的とみる。
先週末のドル円は誰もが最初買いとみた途端に急落したことで、市場は大きく傷ついた可能性が高い。このような後は損失を取り戻そうとする動きが強まり市場は荒っぽい動きになりやすい。下落すれば介入警戒感からの買い戻しが強まる。上昇したところではリスク回避のドル売りが入る。流動性が低下する中で上下双方の値幅は大きくなりやすい。損切りを入れると、先についてしまうという相場展開となる。
このような相場の時はスキャルピングが有効になる。
今週のドル円予想レンジ:103円80銭(61.8%)~99円00銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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