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2024-04

[全般]日銀とFOMC会合でドル円に注目集まる

先週はトルコクーデターも未遂に終わったことで東京市場は休場という事もあったが、過度な円高は回避された。この日はソフトバンクが英国大手半導体企業ARMホールディングスを3.35兆円(240億ポンド相当)で買収することを発表。しかし、ポンド買いには反応は見られなかった。それだけ英国問題への懸念が買いを抑えた感もある。
先週は日銀の追加緩和や政府の景気対策に市場の注目が集まりドル円は上下に荒っぽい動きとなった。日本政府は20兆円超規模の経済対策を実施するとの見方が広がったことや、ヘリコプターマネーへの期待でドル円は107円ミドルまで上昇。ブレグジットショック直前の高値106円80銭を上抜いたことで上昇期待が高まった。ところが、その後BBCが黒田総裁の「ヘリコプターマネーの必要も可能性もない」との発言を伝えるとドル円は一気に105円ミドルまで押し戻された。その後、この発言は6月17日のブレグジットショック前の発言であることが分かると106円台ミドルまで押し戻された。しかし、市場はヘリコプターマネーの実施に懐疑的な見方が広がったことで上値の重い展開が続いた。
今週の日銀会合でヘリコプターマネーに近い政策が打ち出されるようなら、既に失望売りが出た後だけに、円安に再び火が付く可能性が高い。反対に、今回の会合で実施が見送られたとしても過度な円高は回避されるとみる。

一方、ここ最近発表された米国経済指標は小売や製造業、住宅関連など好調な結果が示された。また、NY株式市場も最高値を連日更新するなど、底力が示された。
今週のFOMCではタカ派的な見方が再び増える可能性が高いとみる。前月のFOMCではブレグジットの行方や労働市場への懸念が示され、ハト派的な見方が強まった。しかし、ブレグジットショックも予想されたほどの影響はなく、6月労働市場も大きく改善。これらの懸念がある程度払しょくされたことで今回のFOMCでは年内利上げに前向きなメンバーが増える可能性が高い。
日銀は依然として更なる追加緩和姿勢を打ち出し、FOMCが今後の利上げペースを速める姿勢を示すことになればドル円は底堅い動きが予想される。
ただ、その度合いが市場の期待を下回るようなら一時的に円高ドル安の動きが強まることになる。いずれにしても、今週はドル円に注目が集まることになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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