[米ドル円]日米金融政策発表でドル円の岐路

先週BBCによる黒田総裁の「ヘリコプターマネーの必要も可能性もない」と発言した報道でドル円は107円ミドルから105円ミドルまで2円余り下落。しかし、それはブレグジット前の発言という事が分かると約半値戻しの106円ミドルまで戻したものの上値が重くなった。先週末のG20でも黒田総裁はヘリマネに対し否定的な発言をするなど、今週の日銀会合では見送られる可能性が高いと思われる。一方、ヘリマネ以外にもマイナス金利の深堀や量的緩和の拡大などが打ち出される可能性が高い。もし、ヘリマネが見送られたとしても既に先週ガス抜きされたことで、それ程大きな下落に繋がらないとみる。
一方、FOMCではブレグジットや労働市場への懸念が後退したことで再びタカ派が増える可能性が高い。
市場は円とドルのどちらに強く反応するかでドル円の流れが決まってくる。
今週はドル円の100円を目指すのか、110円を狙うこととなるか分岐点になりそうだ。
今週のドル円予想レンジ:108円00銭~103円60銭(50.0%)
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