ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]日銀と政府一体での政策?

昨日の東京市場はFOMC会合で利上げを急いでいないとの見方からドルは全般に上値の重い展開で始まった。日経平均株価も円高が進むにつれ下落幅を拡大。全般にリスクオフの動きが見られた。しかし、今日の日銀会合を控えポジションをどちらにも傾けにくいこともありドル円の下値も限定的となった。
欧州市場では原油先物価格が下落したことで資源国通貨を中心に売りが強まるとドルが全般に上昇。ドル円はクロス円の売りとドル買いの綱引きとなり104円後半のもみ合いが続いた。
NY市場が始まっても方向感の定まらない動きは継続。NY株式市場もダウは小幅続落、S&Pは小幅続伸といった動意の乏しい状態が続いた。
ところがNY時間後半に入ったところで一部通信社が29日の日銀会合で「追加緩和を検討」「経済対策と相乗効果を期待」「日銀が追加緩和を決定すれば政府は声明を出す方向で準備している」と報道し、ドル円は一気に104円80銭から105円50銭に上昇した。
市場は今回の日銀会合で量的緩和の拡大やマイナス金利の深堀りを実施するとの見方を織り込んできている。これ以上のものを期待するとすれば、政府と一体となったアベノミクス再燃になる。この報道が事実であれば、それなりの効果はありそうだ。
それでも、ドル円の上昇幅が限られるようなら今後円高を止める手段が限られてくる。
市場の期待を喚起する程の演出効果をもたらすことが出来るかが今日の日銀会合の焦点になりそうだ。
一方、FOMCでは今後の経済指標の結果を見てから利上げを検討するとしており、今日の米GDP速報値に注目が集まる。
もし、2%を割り込むようならドル売りのきっかけになりかねず注意したい。
これらを見極めるまでポジションは一方向に偏らせない方がよさそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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