ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]相次ぐFRB幹部のタカ派発言

昨日のNY市場ではドルがやや強含みで推移。本日行われるイエレン議長の講演での発言を前に複数のFRB幹部のタカ派発言や好調な米経済指標が利上げ期待を押し上げた。
昨日の東京市場は日経平均株価やドル円など動意が乏しく、イエレン議長の講演を控え様子見ムードが漂った。ただ前日下落した豪ドル円やユーロ円などはしっかりで、上昇傾向のポンド円などは弱含むなどポジション調整の動きが見られた。
欧州市場ではこれまで売られていたユーロポンドの巻き戻しの買いが強まり上昇。
NY時間に発表された米7月耐久財受注は4.4%と予想の3.4%を大きく上回った。これは10月以来の高い伸び率で、企業の設備投資に繋がるものとなる。
また、この日はジョージ・カンザスシティー連銀総裁が「短期的な利上げにとって良い頃合いだ」と発言。また、カプラン・ダラス連銀総裁も「緩和を解除する根拠は強まっている」「利上げに耐えうる余裕がある」と発言するなど利上げに前向きな発言が続いた。
この一週間の間にこのようなタカ派発言が相次いでおり、今日のイエレン議長への期待を高めるものだ。
ただし、今回のイエレン議長のテーマは「金融改革の新しいツール」であり、市場が期待するものが出るか疑問が残る。
もし、何ら利上げのヒントが出ないようならドル売りが強まることになりそうだ。
一方、これだけの利上げへの発言が増えているという事は、イエレン議長も全く無視することは難しく、年内なり利上げの可能性が示されるようならドルは全面高となるだろう。
いずれにしても、どちらに傾くか今の時点では五分五分という事からポジションを縮小する動きは大分進んでいる。
蓋を開けてみると殆ど動きがないか、動きがあっても「往って来い」になる可能性が高いとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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