[全般]相次ぐFRB幹部のタカ派発言
昨日の東京市場は日経平均株価やドル円など動意が乏しく、イエレン議長の講演を控え様子見ムードが漂った。ただ前日下落した豪ドル円やユーロ円などはしっかりで、上昇傾向のポンド円などは弱含むなどポジション調整の動きが見られた。
欧州市場ではこれまで売られていたユーロポンドの巻き戻しの買いが強まり上昇。
NY時間に発表された米7月耐久財受注は4.4%と予想の3.4%を大きく上回った。これは10月以来の高い伸び率で、企業の設備投資に繋がるものとなる。
また、この日はジョージ・カンザスシティー連銀総裁が「短期的な利上げにとって良い頃合いだ」と発言。また、カプラン・ダラス連銀総裁も「緩和を解除する根拠は強まっている」「利上げに耐えうる余裕がある」と発言するなど利上げに前向きな発言が続いた。
この一週間の間にこのようなタカ派発言が相次いでおり、今日のイエレン議長への期待を高めるものだ。
ただし、今回のイエレン議長のテーマは「金融改革の新しいツール」であり、市場が期待するものが出るか疑問が残る。
もし、何ら利上げのヒントが出ないようならドル売りが強まることになりそうだ。
一方、これだけの利上げへの発言が増えているという事は、イエレン議長も全く無視することは難しく、年内なり利上げの可能性が示されるようならドルは全面高となるだろう。
いずれにしても、どちらに傾くか今の時点では五分五分という事からポジションを縮小する動きは大分進んでいる。
蓋を開けてみると殆ど動きがないか、動きがあっても「往って来い」になる可能性が高いとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |