[米ドル/円] 企業業績発表に注目

ドル/円は突っ込み買い、シティ・グループ業績発表(08年第1四半期)が市場予想を上回る内容となり、金融機関に対する警戒感が後退。「ドル買い戻し」が先行、ドル/円は103円台後半に水準を戻している。シティ・グループ業績発表に関しては、国内・海外を含めて殆どのアナリストが異常とも言える悲観的見通しを相次いで発表、「ドル売り」が過剰に積み上がっていたことが背景。一方、米株価上昇を受け、浮上している「不安定性解消」との見方も楽観的であり、現時点では同意できない。企業業績発表は今週も続き、BOA(バンク・オブ・アメリカ)、デュポン、マイクロソフト、ヤフーなど主要企業も含まれるだけに「流言蜚語」に惑わされず、現状を踏まえた判断が必要だ。当面、企業業績発表を株式市場がどう受け取るかが「焦点」、株価動向に連動した展開が続く見通し。ポジション的には、短期筋が調整買いを先行させた反面、大手筋には米景気に対する「悲観的観測」が根強く、「ドル売り指向」にも変化がないことから105円近辺では売り圧迫が増大する可能性が高い。当面、ドル/円は「突っ込み買い」、地合が不安定なだけに積極的にドルを買い進むことは難しく、100円台割れを待って買い拾いたいところだ。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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