[全般]日銀&FRB政策金利据え置き
しかし、イールドカーブをコントロールする長短金利操作付き量的緩和の導入や物価2%を越えるまで資金供給を拡大するオーバーシュート型コミットメントが発表されると一転して上昇。この日の高値となる102円77銭まで買われた。これを受け日経平均株価が大幅上昇となりドル円の底値は固まったかに見えた。しかし、欧州市場が始まったところでドル円は再び下落。マイナス金利の深堀りがなかったので欧州勢の売りを誘った。
ドル円が売られたことでドルは対ユーロやポンドに対しても軟調な地合いとなった。
もう一つこの日の注目イベントであるFOMCが開かれ、こちらも予想通り政策金利0.25%から0.50%の誘導目標を据え置くことを決定。ドルは発表直後売買が交錯し上下に振らされたものの最終的に下落して引けた。
声明文には「景気見通しの短期的なリスクは凡そ均衡している」「利上げの論拠は強まっているものの更なる証拠を当分の間待つ」としたことで、利上げは今後の経済指標次第となった。
イエレン議長は記者会見で「利上げが正当化されるか11月の会合で判断する」「雇用が増加し新たなリスクがなければ年内1度の利上げに」と発言。利上げの可能性を残しつつ市場の動向次第という事になった。
日銀もFRBも金融政策を温存する。しかし、日銀への信頼性が取り戻せたかどうかは今後の市場の動向を見極める必要がある。今のところ日銀に対する市場の反応は冷ややかなものが感じられる。今日は日本が休場という事もあり一段の円買いを仕掛けてくる可能性が高まる。
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