[米ドル円]押し目は1円余りで終了

先週末の東京市場でドル円はこれでの戻り高値となる113円90銭まで上昇。その後はじり安となる中で欧州勢は売りで参入。高値から1円30銭余り下の112円56銭まで押し戻された。11月9日の米大統領選後から上昇が始まり、その間下押しの値幅は大体1円余りで、今回が最も大きな下落となる。選挙結果が発表される直前の安値101円20銭から先週末の高値113円90銭まで13円近い上昇の中で押し目らしい押し目が一度もなかったことになる。結局買い遅れ観を残しながら上昇したことで未だドルロングがそれ程積み上がっていない可能性が高い。今週はOPEC総会や雇用統計発表を控えこれまでの反動に対する警戒感が高まる。しかし、その警戒感があるうちは買いも慎重になるため結果的に今週もドルを買えずに終わりそうだ。
トランプ政策への期待からの長期金利上昇を覆す材料が出ない限りドル円の上昇トレンドは継続するとみる。
今週のドル円予想レンジ: 115円50銭(61.8%、雲の上限)~111円20銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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