[全般]一年前の記憶
東京市場では前日下落したユーロやポンドの買い戻しが強まりドルが全面安。また、日経平均株価も年末に向けた持ち高調整なども入り大幅安。ドル円は117円前半から下落が始まり12月19日に付けた安値116円ミドル付近まで下落した。
欧州市場に入るとドル売りの勢いは更に強まりドル円は116円23銭まで下落。その後はクロス円の買いも入り反発しNY市場にかけて116円後半まで上昇。
NY市場では前日と同様に米長期金利が低下し株価も下落するなど、リスクオフの動きからドル円は再び下落。アジア市場で付けた安値116円前半付近まで下落したが届かず反発。
ユーロやポンドも含め上下に荒っぽい値動きの中で全般にリスク回避の動きが目立った。
ちょうど一年前にはFRBが9年半ぶりに利上げを実施。その影響で年初から中国株価が急落し金融不安が拡大した。今回もFRBが今年初めて利上げを実施したことなどから、一年前の記憶が市場に警戒感を与えていると思われる。
大分目先のドルロングは切らされてきており、慎重な動きの中でドル買いが再開するとみる。
今日は年末最後の取引となり、更に市場の流動性は低下する中で荒い値動きが予想される。
振り落とされないようにポジションを余り偏らせず、しっかりと手綱を離さないようにしたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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