[米ドル円]安全通貨円に資金流れる

先週はムニューチン財務長官の短期的ドル高懸念が示されたことや、FOMC議事要旨の結果を受けドルは下落。また、トランプ氏の貿易赤字国に対して厳しく対応するといった発言もドル円の上値を抑えた。一方、NYダウは11日連騰し原油価格も堅調に推移。リスクオンの円安が進むかと思われた。しかし、トランプ政策への懐疑的な見方やフランス大統領選の行方を巡り円は上昇。クロス円を中心に円買いの動きが強まりドル円も一時111円台に突入。最終的に112円前半で引けてきた。市場全体に漠然とした不安感が広がる中で安全通貨としての円に資金が流入しやすい状況となった。
今週の大統領演説で期待が再び高まるようなら113円台に押し戻される可能性が高い。反対に、失望感が高まれば111円ミドルを割り込み110円を試す展開も視野に入る。
今週のドル円予想レンジ: 113円50銭~110円00銭(雲の底、50.0%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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