ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-10

[全般]ネガティブな米経済指標でもドル円上昇

週明け東京市場でドル円は下落して始まった。先週末に北朝鮮がミサイルを発射したことで地政学的リスクが高まるとの見方が円買いを促した。
しかし、市場全般には北朝鮮問題は最悪な状態を脱したとの見方が根強く、111円16銭まで下落したドル円は先週末のNY終値111円40銭付近に押し戻された。
その後米議会が9月30日までの総額1.1兆ドルの歳出法案で暫定合意に達したとの報道でドル円は上昇。その後もショートカバーを巻き込みながら111円92銭まで買われた。
ただ、中国や欧州が休場といった薄商いの中で通常よりも値幅は大きくなりやすい状況で調整売りも散見。
NY時間に発表されたPCEデフレータ―や個人所得が予想を下回ったことでドルは下落。また、その後発表された4月ISM製造業景況指数も54.8と予想の56.5を下回ったことでドルは全面安となった。しかし、その後ドルは反発に転じた。ムニューチン米財務長官が「超長期国債は米国にとって完全に合理的となり得る」と発言したことで長期金利が上昇。
また、この日アトランタ連銀が発表した4-6月期GDPナウが4.3%と、先日発表された1-3月期GDPの0.7%からV字回復するとの見方からドル高円安の動きが進んだ。
結果的に、米経済指標は予想を下回ったもののドルが上昇するなど今の市場のセンチメントが楽観的な見方に傾いていることを示すものと考えられる。
今日から始まるFOMC会合では6月利上げの可能性が示されるとドル上昇に繋がるとの見方も多い。ただ、メーデーのために市場の流動性が低く過度にドル買いが進んだ可能性が高い。メーデー明けの本日の市場では昨日上昇したドル円などの調整の動きが入りやすい。
ただ、北朝鮮問題が最悪期を脱したとの見方もあり、市場には安心感が広がる。
調整が一巡したところで再び円安ドル高の流れが強まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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