ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]原油価格と米経済指標

先週は特に目立った材料がみられない中でポンドを中心とした動きが活発化。また、原油価格の下落から資源国通貨が上値の重い展開となった。しかし、週末にかけて原油や株価の下げ止まりも見られるなど、リスク回避の動きは後退。売られ過ぎた豪ドルやカナダドルといった通貨に対して対円でも買い戻しの動きがみられたがドル円は狭いレンジの小動きが続いている。
今週も先週に引き続き特に大きな材料は見られないものの、市場の注目は各国景気や金融政策の行方に移り始めている。
今週発表される米国経済指標ではケース・シラー住宅価格指数や1-3月期GDP確定値、そしてPCEコア・デフレーターなどがあるが特に週末のPCEコア・デフレーターには注目したい。FRBは2%物価目標に対して楽観的な見方を示す一方、市場は悲観的な見方が多く、今回の結果次第では米金利上昇への懸念が拡大しドル売りに反応する可能性がある。
しかし、利上げを始めてからのFRBの動きを見ると米国経済指標の悪化は一時的なものとして粛々と利上げペースを維持するとみられる。先週は複数のFRBメンバーの発言が相次ぎ利上げに前向きな姿勢が示された。特にブラード・セントルイス連銀総裁は9月にバランスシート縮小の可能性を示すなど、ドルの押し上げ要因となる発言を行った。しかし、米長期金利は依然として低水準のままでドルの上値も限定的。
一方、先週はカナダやNZ、そして英国といった国々で緩和政策の転換期待から買いの動きがみられている。それも対円での買いも入るなどドル円の下支えとなった。
今週は各国経済指標が好調な結果を示し原油価格の下げ止まりなどが確認されるようならクロス円の更なる買いが入る可能性が高まる。
ドルの方向感が見えにくいときはこれらの通貨取引に切り替えた方が効率はよさそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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