[ユーロ米ドル]急速な上昇に警戒

ユーロドルの上昇が止まらない。
ECBの量的緩和政策の終了が意識される中でユーロ買いが一気に進んでいるが、その急速な上昇もそろそろ警戒しておきたい。
ドラギ総裁が先日の講演で量的緩和の可能性を示したことでユーロ買いが一気に進んでいる。ただ、その後ECB関係者が総裁の発言内容を誤認していると発言するなど、火消しに回る動きも見られた。しかし、市場は既に9月の会合において量的緩和縮小で合意するとの見方が広がりユーロ買いを進めている。
ユーロドルは1.13ドルのレジスタンスを上抜けたことでポジションをショートからロングに切り替えるなど損切りを巻き込みながら上昇。ユーロロングポジションはまだ軽いとみてよいだろう。
ただ、今日は週末で月末、そして期末ということもありそろそろ調整の売りが入る頃だ。
週足ボリンジャーバンドの上限が1.1460ドル付近に位置し、一旦は上値が抑えられている。
目先の買いの勢いは強く、大台の1.15ドルを目指す展開とみる。
完全に上値を抜けていくようであれば次のレジスタンスは昨年5月の高値1.1617ドルが意識される。
ユーロドル予想レンジ:1.1500~1.1400
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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