ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]低金利時代の終焉

米国に続き英国や欧州そしてカナダといった主要国の低金利政策の転換が近づいたとの見方から世界の資金の流れが変化し始めている。
先週はECBのドラギ総裁が量的緩和縮小の可能性を示したことでユーロが上昇。対ドルだけではなく対円でも買いが強まった。また、英国でもカーニー中銀総裁が「BOEの刺激策の一部解除が必要」と発言したことで利上げ期待が高まった。更に、カナダのポロズBOC総裁も「利上げは役割を果たしたようにみえる」と発言。これまでの緩和政策の終了を示唆したことでカナダドル買いを促した。
豪州やニュージーランドなども更なる緩和の動きは後退するなど、米国の後を追うように緩和政策の幕引きを模索する動きがここにきて目立つ。
一方、黒田日銀総裁は今後も緩和政策維持の姿勢を崩してないことから、金融政策の違いによる円売りの動きがここにきて強まっている。
結果的にユーロやポンドなどが上昇したことでドルが全般に売られる中で、それ以上に円売りの動きが上回った。
NY株式市場は乱高下のなかで、史上最高値近辺で推移するなど底力の強さは継続。
一方、利上げ期待にも拘らず低下が続いた米国長期債利回りも上昇に転じている。更に、原油価格も1バレル40ドル割れが予想されたが週末には46ドル台に反発するなど市場の不安心理は後退。リスク回避の動きが後退したことで円を売る動きが強まった。
今週は月の初めで下半期の始まりということから今後新たな投資先を探る動きが強まる可能性が高い。
トランプ政権への懸念は燻るものの、世界の低金利時代の終焉が近づく中で資金の流れが変化し始めている。
不安定な動きが予想されるもののクロス円を中心に買いを入れていきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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