[ユーロ米ドル]急速なユーロ高に警戒感

先週行われたECB理事会ではハト派的な内容も見られたが市場は最終的に来年からテーパリングを実施するとの見方が広がりユーロは対ドル対ポンドで上昇。日銀が緩和政策の継続を示したことで対円でも買いが強まった。
また、米国側ではトランプ大統領のロシアゲート問題が再び取りざたされたことでドルが急落。また、オバマケア代替法案が断念されたことによりトランプ政策への期待が後退したことで資金がドルからユーロへとシフトする動きが目立った。
結局、週末にかけてもユーロ買いが進みほぼ高値圏で引けてきた。
ユーロドルは週足でボリンジャーバンドの上限の位置する1.1675ドル付近で一旦は上値が抑えられたものの、上昇の勢いは依然として残る。
ただ、ユーロ買い材料には出尽くし感があり、今後米ドルの動き次第となる。直近ではユーロロングポジションが積みあがっているとみられ、そろそろ調整の売り戻しが出てくるころだ。
上値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの1.1735ドル付近で、このレベルは15年8月の戻り高値でもあり意識される。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1735(38.2%)~1.1470
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