[全般]ドル高円高
東京市場ではFOMC会合でハト派的と捉えられた流れを継いでドルは上値の重い展開で始まった。ドル円は111円を割り込み110円79銭まで下落。日経平均株価も下落して始まったことで上値が抑えられた。売りも一巡する中で後場に入るとドルの買い戻しの動きが強まりドル円も111円台に押し戻されるなど、過度なドル売りへの反動もみられた。
欧州市場では米長期金利の上昇に伴いユーロやポンドが対ドルで下落。
NY市場ではこの日発表された米6月耐久財受注が6.5%と予想の3.7%を上回るなど堅調な米国経済を示すものとなった。
ドル円は徐々に上げ足を速めこの日の高値となる111円72銭を付けこのまま上昇が続くと思われた。しかし、ムニューチン財務長官が「為替操作国には話し合いではなく実際に影響を与える必要がある」と発言したことでドル円は一気に売りが強まり111円を割り込むなど荒っぽい動きとなった。財務長官の話はNAFTAに絡んだもので直接日本を名指ししたものではなく、市場は過剰に反応した感もある。
それだけ市場相場が不安定な状況ともいえそうだ。
本日は週末のNY市場で米4-6月期GDP速報値が発表され注目が集まる。
前回の1.4%から2.6%へ大幅上方修正されると予想される。ドルが売られた後だけに予想通りかそれ以上の結果を示せば再びドル買いに反応してくるとみる。
市場は米国の物価動向次第で年内利上げの可能性が後退するとの見方があり、次のFOMC会合のある9月までは思惑が先行しやすい。
依然としてトランプ政策や政権への不透明感がドルの上値を抑える中で、短期的な取引中心の相場展開が続きそうだ。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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