ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[全般]リスク回避の後退と米利上げ期待

北朝鮮との緊張が一部後退したことでリスク回避の後退から円売りが強まると同時に、米経済指標の改善で利上げ期待が高まる中、ドル円は110円後半に上昇。ドル安円高の流れがこれで終了したのか。
東京市場ではティラーソン国務長官やマティス国防長官が連名で北朝鮮との対話の可能性を示したことで過度な緊張感が後退。リスク回避の後退により円売りの動きが強まりドル円は反発。クロス円も全般に買い戻しの動きが入るなど円は全面安。
欧州市場に入り、英国経済指標の悪化からポンドなどに対して売りが強まるとドルは全般に買い戻しの動きが強まった。
NY市場では注目の米小売売上高が0.6%と予想の0.3%を上回った。また、前月分も-0.2%から0.3%に上方修正されるなど好調な結果となった。これを受け年内利上げ期待が再び高まり長期金利が上昇。ドルは全面高となりドル円も110円後半まで上昇。
一方、NY株式市場は利上げ観測への警戒感から軟調な地合いで始まるとリスク回避の円買いの動きが強まった。
先週から高まった北朝鮮リスクによる過度なドル売り円高の動きに対する巻き戻しとみてよいだろう。また、ドル下落のもう一つの要因である年内利上げ観測の後退も、今回の小売売上高で再び期待が高まった。
北朝鮮リスクはまだ終わったわけではなく、今後も緊張が続くものであり過度に反応し過ぎた調整とみる。また、米国小売売上高は改善されたものの物価動向は依然として低く、年内利上げに関しては不確実性が高い。
結果的に今の動きを見ると調整の域を脱していないことから、ポジション調整が一巡すれば再びドル売りの動きが強まりかねない。
しかし、地政学的な緊張感というものはそれ程長くは続くものではなく、実際に核戦争が始まるとの市場の見方はほとんど見られない。
市場の楽観的なセンチメントが依然として漂う中で好材料に対して反応しやすい状況は継続。今日のNY時間に公開されるFOMC議事要旨では利上げに慎重な姿勢が示されるとみられている。
それだけに、タカ派的な内容が少しでも示されるようなら一段のドル買いが進みやすい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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