[豪ドル円]中国リスクとリスクオン

順調に上昇が続いていた豪ドルはS&Pの中国格付け引き下げにより一転売りが強まった。一方、ロウRBA総裁が「金利は低下よりも上昇の可能性が高い」と発言したものの反応は限定的となった。先週の豪ドル円は2015年12月以来の高値となる90円30銭を付けるなど底堅い動きが続いた。
しかし、FOMC会合でバランスシートの縮小を開始することを決定すると同時に年内利上げ観測が広がり新興国への影響が懸念された。それがコモディティー価格を一時的に押し下げるとの見方も豪ドル売りを促す要因となったと考えられる。
しかし、市場のセンチメントは楽観的なムードに傾き始めており本邦からの投資も含め豪ドル買いの勢いは継続するとみる。
一先ずボリンジャーバンドの上限が位置する90円前半で上値を抑えられたが、調整一巡後はフィボナッチ61.8%戻しとなる91円台を試す展開を予想する。
今週の豪ドル円予想レンジ:91円10銭(61.8%)~88円20銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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