[全般]トランプ政策への期待でドル高
昨日の東京市場では北朝鮮の挑発的な行動を懸念した動きも後退するなかで一先ず落ち着いた動きで始まった。欧州市場に入ると米税制改革への期待から欧州勢はドル買いでスタート。トランプ政権は法人税を現行の35%から20%に引き下げるとともに海外所得の課税を原則取りやめるといった大型税制改革を公表したことを好感。
NY市場で発表された米8月耐久財受注が1.7%と予想の1.0%を大きく上回りドル円はこの日の高値となる113円26銭まで上昇。しかし、大型減税に対する期待は既に高まっていたこともあり利食い売りなどが入るとドル円は112円37銭まで押し戻された。
ただ、米長期金利は2.3%台に上昇。NY株式市場も三指数ともに上昇したことでリスクオンの動きなどから円売りの動きが活発となりドル円は112円後半に上昇して引けている。
北朝鮮リスクやハリケーン被害などから悲観的な見方が後退する中で注目はFRBの年内利上げ観測の高まりやトランプ政権の柱である大型減税への期待に移り始めている。
税制改革には財政悪化の懸念や与党共和党内からの反発も予想されることから不安感も残る。しかし、これまでの過度に悲観的な見方に対する反動に加え政策への期待感からのドル高円安の流れは始まったばかり。
また、9月は日本の半期末であり米国は四半期末ということも明日にかけてドル買いの動きが強まる可能性が高い。
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