[全般]為替市場米経済指標に慎重
昨日の東京市場では米長期金利の低下によりドルは全般に弱含みで推移。112円後半で始まったドル円は112円ミドルへ下落。ユーロドルは1.17ドル前半から後半に上昇するなど欧州市場に入ってもドル売りの動きが続いた。
NY市場では注目の9月ISM非製造業景況指数が59.8と予想の55.5を大きく上回った。これは2005年8月以来の高水準であり、先日発表された9月ISM製造業景況指数とともに好調な結果を示した。発表後ドルは全面高となったがその後押し戻されるなど為替市場での反応は限定的となった。この時期はハリケーンの影響もあり数字の信頼性が低いとの見方が要因とみられる。また、FRB議長人事を巡り一歩踏み切れないといった動きも経済指標への反応を鈍化させている。また、ドル円は日本の総選挙もあり慎重姿勢が目立った。
しかし、ここにきて米経済指標は着実に伸びており、時間の経過とともにドルの上値を抑える材料がそれぞれ後退すれば現在抑えられているドル高の勢いは強まるとみている。
明日は米雇用統計が発表されることから市場は動意が乏しいと予想されるが、ドルの押し目は拾っておきたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |