ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]イベント盛り沢山、各通貨の独自の動きに注目

先週はECB理事会で量的緩和縮小のアナウンスが予想通りの結果となったが、テーパリングが否定されたことでユーロが下落。更に、カタルーニャ独立宣言に対する政府の抑圧などからの不透明感がユーロ売りを加速させた。一方、米国7-9月期四半期GDPや耐久財受注といった重要な経済指標は好調な米経済を示すものとなりNY株式市場は史上最高値を依然として更新し続けている。注目のFRB議長人事もトランプ大統領はパウエル氏に傾いているとの報道でドル売りに反応するなど不安定な動きがみられた。
また、豪ドルやカナダドル、そしてNZドルや南アランドといった通貨が別個の材料により対円対ドルで下落。ドル上昇圧力と同時に円高の動きと綱引き状態となりドル円の上昇も限定的となった。

今週は重要イベントが盛り沢山となる中でドルや円以外の通貨の動きにも注目したい。
まずはFRB議長人事がいよいよ大詰めを迎える。本命とみられるパウエル氏が議長に決定するようなら既に先週末にドル売りが進んでいるだけに反応は限定的とみる。タカ派のテイラー氏が決定するならドル買いに反応。誰が議長になったとしても不透明感が払しょくされることから最終的にドルにとってはプラス材料となりそうだ。
火曜日は日銀会合が開かれ、今回から委員に加わったリフレ派の片岡氏が更なる緩和政策を提案する可能性もある。来年任期を迎える黒田総裁の再任の可能性が高まる中で円安の動きに傾きやすい。
水曜にはFOMC政策会合が開かれるが、最近の好調な経済指標を背景に利上げに前向きな姿勢が示される可能性が高く長期金利上昇に繋がりドルの下支えとなる。
木曜日はBOE政策会合が開かれるが、先週発表されたGDPが予想を上回ったことで利上げ観測が改めて確認されることになればポンド買いが強まりそうだ。
金曜日は注目の10月米雇用統計が発表される。前月はハリケーンの影響もありマイナスに陥った非農業部門雇用者数変化の反動もあり31.0万人の増加が見込まれる。注目の平均時給が前月から低下する事が予想されることからドル売りに反応する可能性もある。ただ、好調な労働市場に変化はなく一時的な下落に収まりそうだ。
また、今週はユーロ圏やカナダのGDP、そしてカナダの雇用統計も発表されることから各通貨の動きに注目が集まりやすい。
先週から続いたクロス円の下落が更に加速するのか、或いは反発に転じるか注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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