ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]米税制改革法案成立へ

昨日の東京時間に米大型減税法案が上院を通過し20日にも議会が可決するとの報道を受けドル円は113円ミドル付近まで上昇。円独歩高の様相を呈した。
しかし、週内に法案が成立するとの見方が既に広がっていたこともあり10銭程度の小幅な上昇にとどまった。
しかし、欧州からNY市場にかけてユーロ円を中心にクロス円の上昇が始まるとドル円を押し上げ113円47銭の高値を付けた。
一方、米株式市場は利食い売りに押されて三指数ともにマイナスで終わったものの小幅にとどまった。米長期金利は9か月ぶりに2.5%近くまで上昇したがユーロの上昇などからドルインデックスは下落。結果的に長期金利との連動性が強いドル円だけが上昇したことになる。税制改革法案の可決により米国景気は更に加速することは間違いないが、同時に財政赤字拡大への懸念も高まる。為替市場はその懸念もありまだ税制改革を織り込んでいない状況とみる。クリスマス休暇を控えていることも動きにくい要因と考えられる。
長期金利が上昇してもドル上昇がユーロやポンドに対して抑えられているのは各国の金融政策の転換が要因でもある。
それだけに今日の日銀会合での黒田総裁の発言に注目が集まる。総裁は先月リバーサル・レートに言及しており、今回も同様に発言するようなら出口戦略への思惑から円が買われる可能性もあるが一時的とみる。
減税法案の成立は財政赤字などの不安が伴うものだが、それだけに織り込まれていない分上昇余地が大きいともいえそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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