ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]ドル売りの流れ止まらず

米長期金利上昇でもドル買いには繋がらず寧ろ下落するなど、その理由が明確ではないことなどから更に売りが強まるといった流れが止まらない。
昨日の東京市場で日経平均株価が大きく上昇して始まったもののドル円は軟調な地合いで推移。株価の上昇がリスクオンの円安には反応せずドル安の流れにドル円は押し下げられた。
欧州市場でも各国株式市場が上昇したもののこの流れは止まらずドル円は106円前半に下落した。
NY市場では米1月PPIコア指数が0.4%と予想の0.2%を上回ったがドルへの反応は限定的となった。前日発表された米1月CPIが予想を上回り米1月PPIコア指数も上昇したことで米国物価上昇の流れは本格的なものになるとの見方が広がった。米国経済の強さがそのまま株価上昇に反映する形でNY株式市場は下落するどころか5日連続で上昇。前週の株価急落の原因が物価上昇であったはずだが、ただの調整売りのきっかけであったことが証明された格好だ。
米長期金利も2.9%付近で高止まりするなど本来ドル高円安の動きが進むものが反対にドル安円高に反応。ドルを買っても上がらないから売っているという動きにも見える。
この動きの理由は色々言われるが明確なものは見当たらないということがドル売りを促している。
米国景気が良いにもかかわらず更に減税やインフラ投資拡大をすることで財政赤字の拡大への不安感がドル売りの背景にある。また既にFRBが利上げに向かう中でECBや日銀がその後を追うことから円買いユーロ買いがドル安を促すなどの理由が挙げられる。
しかし、決定的な理由にはならず最終的にポジションの調整とみる方がすっきりする。
これらのポジション調整が収まるまではドル安の流れについて行く。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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