ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]ドル円下落から上昇への転換

先週は世界的な株価下落から上昇に転じたもののドル円の売りは止まらず1年3か月ぶりの安値を付けた。今週は更に下落が加速するのか、或いは反転するかを見極める週になりそうだ。
先週はNY株式市場が6日連続上昇するなど前週までの株価下落から一転して大きく反発。米長期金利も小幅な上昇にとどまった。また、先週発表された米1月CPIや米1月PPIといった重要な経済指標は物価上昇を改めて示唆するものとなったが株式市場においての動揺は見られなかった。
一方、ドルは長期金利の上昇が一先ず落ち着いたことからユーロやポンドなどが対ドルで上昇。ドル売りの動きが強まると同時に円高も止まらずドル円は1年3か月ぶりの安値105円55銭まで下値を切り下げた。
ただ、週末はプレジデント・デーでNY市場の連休を控えドルの買い戻しが入りドル円も106円前半に反発して引けている。
先週は世界的な株価下落への懸念は後退し原油価格も1バレル61ドル台に回復するなどリスクオンの動きが広がったものの円安ではなく円高が進行。また、米長期金利も2.9%台に乗せた後は高値レベルで落ち着いたにもかかわらずドル安が進んでいる。
株と債券、そして為替市場が独自の理由(ポジション調整?)で動いているということだろう。
今週はこの動きが継続する中で、各市場のポジション調整などが一巡すれば再び連動性が戻るとみている。
それを見極めるにはクロス円の動きを見る必要がある。
ユーロ円やポンド円などクロス円全般に昨年の底値レベルに近づいていることから、そろそろもみ合いか反転に近づいているように見える。
今週はFOMCやECB、そしてRBAといった中央銀行の議事要旨が公開される。
FOMC議事要旨は株価急落前のものということもあり注目度は低いと考えられる。
一方、ECBやRBAの議事要旨では利上げに前向きな内容となればクロス円全般に買いが入りドル円の下支えとなる。
今週はドル円が105円台で下げ止まりを見せていよいよ反転するか、或いは下落圧力が継続し一段の下値を探る展開になるか注目。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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