[米ドル円]調整後108円台を試す展開

先週末にドル円はNY市場でクロス円などの売りに押されて106円ミドルまで押し戻された。NY株式市場は三指数ともに大きく上昇したこともありドル円は106円後半に押し戻されて引けている。
米長期金利が低下したことからドルの上値は重い展開となったが、これも急速に上昇した調整とみることができる。株式市場も金利が落ち着きを取り戻したことから今後調整はもみ合いに入る可能性が高い。
市場の安定は円売りに繋がることから今週のドル円は106円台を固めた後は108円台を試す展開を予想する。
注目はパウエル新FRB議長の議会証言や米1月PCEコア・デフレーターに集まる。急激な金利上昇に歯止めが掛かる内容となれば株式市場にとって安心感が広がりドル円の買いにつながる。
2月2日の米雇用統計後から始まった株価急落前のドル円のレベル110円前半から16日の安値105円ミドルの半値戻しが108円付近となる。このレベルにはやれやれの売りが並んでいるといわれるが、勢いがあればフィボナッチ61.8%戻しとなる108円ミドル付近が視野に入る。
今週のドル円予想レンジ:108円60銭(61.8%)~106円00銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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