ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[米ドル円]金融相場から政治相場へ

(米ドル円日足)


米朝首脳会談の中止や米国の自動車輸入税の引き上げ検討、そしてイタリアやスペインの政治リスクなどから一気にリスク回避の動きが強まりドル円は111円ミドルから108円後半まで下落した。
これらのリスクは今週も燻るものだが、そろそろ市場は最初のショックを織り込み始めている。
3月末に104円64銭をつけてから先週の高値111円40銭まで上昇の調整の動きとみており、天井を付けて下落に転じたとみるのは時期尚早。
ただ、5月4日に付けた安値108円60銭を割り込むようならテクニカル的に見ると半値戻しの108円付近まで頭に入れておきたい。
反対に108円後半で下げ止まり110円台を今週のNY終値で上回るようなら上昇トレンドは継続とみる。
市場は金融相場から政治相場へと俄かに変化したことで米長期金利とドルの連動性が低下している。ただ、金利低下によるNY株式市場は底堅い動きが続いており極端なリスクオフによる円高も限定的。
先週末には南北首脳会談が開かれたことで再び米朝首脳会談への期待が高まるようならドル円の反発のきっかけとなる。
今日は米国や英国市場が休場ということもあり値動きは限定的となりそうだが、週末には米雇用統計が控える。
前月の反動で賃金上昇が予想を上回るようなら再び政治相場から金融相場へと転換するきっかけになるか注目。

今週のドル円予想レンジ:110円50銭(61.8%)~108円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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