[米ドル円]米金融政策を意識

週明け東京市場では先週末に南北首脳会談が行われたことで米朝首脳会談実現への期待の高まりからドル円は堅調にスタート。早朝にドル円は109円81銭を付けた。
しかし、米朝首脳会談の動きは読みにくく、実際に会談が行われるまでは何が起こるかわからないといった不信感からドル円は109円30銭付近に押し戻された。
引けにかけて株価がプラスに浮上したことからドル円も一旦は買い戻しが入ったものの欧州市場で再び下落。イタリア政治への不安が高まる中でユーロ円を中心としたクロス円の売りが強まったためだ。
その後はNYやロンドン市場が休場ということもありポジション調整の買い戻しが入り109円ミドル付近で引けている。
結局クロス円の売りはドル高と円高双方を促すことになるためドル円は綱引き状態が続いている。
政治リスクで各市場の連動性が薄れているものの、いずれ金融相場に戻るとみる。
今週後半にかけて米PCEデフレーターや個人支出、そして雇用統計などの結果次第で再びFRBの利上げへの期待が高まりかねない。
それまではドル円は109円台での攻防が続きそうだ。
ドル円予想レンジ:109円80銭~108円80銭(38.2%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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